総務省、意味不明な意見募集――「光の道構想」論議で
現在5月に打ち出された光の道構想の基本方針に関して、総務省はホームページ上にて、個人からの意見を16日まで募集しているが、これについて「意見書のあるページが見つけづらく、送付の仕方も分かりづらい」、「集められた意見が政策にどのように反映されるのか不透明」というような問題点がある。孫社長は、4日Twitter上にて、意見公募要領について、「結局このページみてもわからない。メールで送れるのだろうか?」というツイートをしている。
今回この光の道構想に関する意見公募要領について、意見送付までのプロセス、集められた意見の政策への影響について調べてみた。総務省のサイト上にある、光の道構想への意見提出フォーマットだが、フォーマットの場所については情報が徹底されておらず非常に見つけづらい状態となっている。総務省の担当者に質問したところ、総務省のトップページ(www.soumu.go.jp)(写真1)からアクセスしようとする場合、プロセスは以下のようになる。
1. 画面上部、「新着情報」欄の「報道資料」内にある、発表日7月27日の「”光の道”構想に関する意見募集」をクリック。
2. 表示された報道資料ページの、「2 意見募集要領」の「(2)意見提出期限」(写真2)に表示されている「電子政府の総合窓口(e-Gov)」リンクをクリック。
3. e-Govトップページ上部の「パブリックコメント」(写真3)をクリック
4. 画面中程の左端にある検索ボックス(写真4)に、検索ワードとして「光の道」と入力し検索。
5. 検索結果の一番目に「”光の道”構想に関する意見募集」と題された、フォーマットへのリンクが表示。
6. ページ内にPDFの意見公募要領と、Word形式の意見提出フォーマットへのリンクが表示。
実は上記のプロセス「2」で表示された報道資料ページ内に、意見提出フォーマットへ直接アクセスできるリンクが貼られているものの、フォーマットはWordファイルか一太郎ファイルで提出する必要があるにも関わらず、こちらからアクセスできるフォーマットはPDFとなっているため、結局「6」のプロセスまで辿る必要がある。
また、16日まで集められた意見が、政策決定にどのように反映されるかだが、総務省担当者へ問い合わせたところ、「具体的には決まっていない」という。光の道構想に関する議題は、昨年10月に発足した「グローバル時代におけるICT政策に関するタスクフォース」にて検討されるが、このタスクフォースでの政策検討の際に、参考資料のような形で閲覧されるのかとも尋ねたが、そういうことでもないようだ。ただし集められた意見は、今後総務省のホームページ上にて公開されるという。
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