マカフィーは5日、写真、ビデオ、音楽、メールなどのデジタル資産を暗号化して保存する、個人ユーザー向けのオンラインサービス「マカフィー オンラインバックアップ」のダウンロード販売を開始した。 「マカフィー オンラインバックアップ」は、重要なデジタル写真やビデオ、Microsoft Outlookのメールと連絡先、デジタルドキュメントなどのデータを、自動的にオンラインでサーバにバックアップするサービス。バックアッププロセスは、ソフトウェアをインストールするだけですべて自動的に実行される。またファイルはすべて暗号化され、安全なリモートサーバに格納される。バックアップは、パソコンがアイドル状態のとき、または利用者が設定した間隔で定期的に完全自動で実行されるため、利用者は、いつファイルをバックアップするかを気にかけたり、どのファイルをバックアップすべきかを判断したりする必要はない。インターネットに接続した状態であれば、PCからいつでもファイルにアクセスし、ファイルを復元できる。開いているファイル、作業中のファイル、またはロックされているファイルのバックアップも可能。容量は無制限。 「マカフィー オンラインバックアップ」は、米国EMC社子会社のDecho社が運営を行う、オンラインバックアップサービス「Mozy」を採用。バックアップ時に128ビットのSSL暗号化、ストレージでは448ビットのBlowfish暗号化を使用し、データを保護可能。また「マカフィー トータルプロテクション」「マカフィー インターネットセキュリティ」「マカフィー アンチウイルスプラス」などのマカフィーの個人向けセキュリティ製品や、他社のセキュリティ製品に対応している。価格は7,980円(税込、1年契約、容量無制限)。