ネット接続速度の上位100都市、日本が61都市 ~ アカマイ「インターネットの現状」発表 | RBB TODAY
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ネット接続速度の上位100都市、日本が61都市 ~ アカマイ「インターネットの現状」発表

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世界各国の平均最高接続速度
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 アカマイは3日、2010年第1四半期版「インターネットの現状」レポートを発表した。本レポートによると、日本のネット普及率はユニークIP数3322万超で世界第3位、平均接続速度は7.9Mbpsで世界第3位、5Mbps以上での高速ブロードバンドの接続率が60%で世界第2位を達成したという。

 同レポートは「平均接続速度の上位100都市」「世界各国の平均接続速度」「インターネット普及率」「高速ブロードバンド接続率」「モバイル接続」「攻撃トラフィック」などの項目について調査したものとなっている。まず平均接続速度では、アカマイのネットワークに接続した固有IPアドレスが50,000件以上ある都市に限って分析。世界で最速の100都市について日本は増加しており、今回は半分以上の61都市を占めた。米国は12都市で、大きく後退した。

 2010年第1四半期での韓国の平均最高接続速度は、同国の平均接続速度のおよそ3倍に相当する33Mbpsで、史上最高速度を記録した。最高記録は韓国の馬山。また、日本の平均最高接続速度は、26Mbpsで、1位韓国(33Mbps)、2位香港(30Mbps)に次いで世界3位となり、アジアの上位3カ国が、世界国別平均最高接続速度において、1位から3位までを独占する結果となった。

 2010年度第1四半期、アカマイのネットワークに接続する固有のIPアドレス数は、233か国/地域で4億8700万。2009年度第4四半期比7.2%、前年同期比16%の増加だった。第1四半期IPアドレス数は、前年同期比とほぼ同程度だったが、前四半期比で、75%の成長を達成した。確認されたIPアドレス数の40%近くが米国(約1億3000万件)および中国(約5780万件)からだった。日本は3位で、約3220万件、韓国は7位で約1670万件だった。
《冨岡晶》
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