コンパクトが売りの「ミラーレス一眼」が一眼レフ市場を侵食中――カカクコム調べ
レンズ交換式デジタルカメラは、キヤノンとニコンを2大巨頭とするデジタル一眼レフが主流であった。しかし、2008年9月にコンパクトなミラーレス一眼の第1弾として、パナソニックから「LUMIX G」シリーズの「DMC-G1」が発売。
その後、09年7月にオリンパスから「PEN」シリーズの「PEN E-P1」、9月に“ファッションムービー一眼”をうたい女性をターゲットにした「LUMIX DMC-GF1」、12月にリコーからユニット交換式という斬新な「GXR」が続き、今年の5月にソニーから「α NEX」シリーズの「α NEX-5」「α NEX-3」が発売されると、徐々に市場を形成。今年の5月以降には、同サイトでのミラーレス一眼へのアクセス数が急増し始めたという。
同サイトでデジタル一眼レフとミラーレス一眼に対するアクセス数の合計を100とした場合、08年9月の「DMC-G1」の発売当初はミラーレス一眼のアクセスシェアは数%。しかし、「PEN E-P1」が発表された09年6月になるとアクセスが上昇し、翌7月に実際に発売されるとアクセスシェアは20%に到達。その後は、両社から新モデルが発売されつつ、リコーの市場参入もあり、20%弱の割合で推移してきた。
そこからさらにアクセスシェアが飛躍したのは、「α NEX-5」「α NEX-3」が発売された今年の5月から。20%を大きく超え、6月には40%へと迫る勢いを見せた。ソニーがミラーレス一眼へ参入したことは大きな話題を呼んだが、この間は、リコーから「GXR」のカメラユニットの新製品や、オリンパスから「PEN Lite」の台数限定レンズ付きキットなどが続々と発売。ミラーレス一眼の市場全体が活性化しつつある。
現状では新製品ならではの目新しさもあり、ミラーレス一眼のメーカー別アクセス数ではソニーが急伸。先行3社をおしのけトップとなった。その勢いは、デジタル一眼レフも含めたレンズ交換式デジカメ全体のメーカー別アクセス数において、2大巨頭の一角であるニコンを上回るほどで、首位のキヤノンを猛追している。デジタル一眼レフとミラーレス一眼の勢力図が大きく変わるのは、そう遠い日のことではないかもしれない。
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