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富士通、電子ペーパーを利用した外来患者案内ソリューションを販売開始

2010年7月12日(月) 12時59分
電子カードホルダの画像
電子カードホルダ
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利用イメージ
 富士通は12日、病院における診察受付業務向けに、電子ペーパーを利用した外来患者案内ソリューションの販売を開始した。

 このソリューションは、電子ペーパーを搭載した電子カードホルダー(富士通ゼネラル製)を、独自の無線通信を利用し診療場所や検査場所を案内する患者ナビゲーションシステムおよび、電子カルテシステムと連携させたもの。電子カードホルダーを受取り、背面にIC型診察券を挿入するだけで受付が完了。電子カードホルダーの画面には、「今日の予定」「呼出状況」「お知らせ」の表示項目があり、メッセージ表示に加え音と振動にて、患者へきめ細やかな案内が行える。病院側は、患者の誘導にかかわる時間を低減できるとともに、再来受付機と大型案内表示装置の台数削減が可能となる。

 本システムは、電子カードホルダーの表示部にカラー電子ペーパーを採用しているため、表示状態での消費電力は0ワットに近く、充電も一週間に一度で利用可能とのこと。

 富士通では病院における診察順番表示システムについて、2009年より富士通研究所と富士通クリニックにて実証実験を開始。2009年7月から10月にかけ、富士通クリニックに電子カードホルダー50台を導入し、「実運用時の省電力性能と運用コストの削減効果」「無線配信性能の評価」「病院スタッフや患者による配信サービスの評価」の観点で、延べ400名の患者に対し、本ソリューションの実証実験を行い、約95%から好評を得たという。出荷は2011年2月より。3年間で30システムの販売を目指す。
《冨岡晶》
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