東大・国立天文台グループ共同開発のスパコン、電力あたりの性能ランクで世界一に!

2010年7月7日(水) 08時00分
GRAPE-DRシステムの画像
GRAPE-DRシステム
GRAPE-DRプロセッサチップの画像
GRAPE-DRプロセッサチップ
プロセッサボードの画像
プロセッサボード
「Little Green 500 List」からトップ10の画像
「Little Green 500 List」からトップ10
 東大・国立天文台グループは6日、共同開発したスーパーコンピュータシステム「GRAPE-DR」が、電力あたりの性能ランクで世界一となったと発表した。

 1位にリストされたのは、Green500プロジェクトが1年に2回発表する2010年6月の「Little Green 500 List」だ。スパコンは、処理性能向上に伴う消費電力の増加が大きな問題となっており、電力あたり性能が高い計算機の開発が課題となっている。Green500プロジェクトはこのような状況を予測しバージニア工科大学のFeng教授が提案、HPLベンチマークでの電力あたり性能を順位付けしている。

 「GRAPE-DR」の結果は1ワットあたり815Mflopsの処理性能。現在世界最高速のCray XT6システムの約3倍の電力あたり性能を達成した。測定に使ったシステムは、GRAPE-DRシステム全体のうち64ノードで、1ノードはGRAPE-DRボード1枚、インテル製Core i7-920、ASUSTek製マザーボード、18GB DDR3メモリ、x4 DDRインフィニバンドネットワークから構成される。

 今後は、今年度中にさらに50%程度の電力あたり性能向上の実現を目指すとしている。
《RBB TODAY》
注目の情報[PR]

注目ニュース

【富士通フォーラム2010 Vol.28:動画】8万個以上のCPUを接続!次世代スパコンのプロトタイプ

 富士通フォーラム2010の会場で展示されていた次世代スーパーコンピュータ。ここでは展示デモのようすをビデオで紹介する。

富士通と原子力機構、実行性能日本1位の新スパコンを稼働開始

 日本原子力研究開発機構では1日、新スーパーコンピュータシステムの稼働を開始した。新システムは、核融合シミュレーションをはじめとする原子力分野のさまざまな研究開発で活用される予定。

富士通、シンガポール科学技術庁に「PRIMERGY BX900」ベースのスパコン導入

 富士通は19日、シンガポール科学技術庁のハイパフォーマンスコンピューティング研究所(IHPC)とペタスケールコンピューティングに向けたアプリケーション技術の共同研究開発を行うと発表した。

RSS

特集・連載

ブロードバンド/無線LANスポット検索

ブロードバンド検索
-

ピックアップフォト