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北陸先端大学、学内プライベートクラウドを富士通と共同で構築 ~ サーバ120台を仮想化技術で30台に集約

2010年7月1日(木) 13時30分
システム構成(導入前/導入後)の画像
システム構成(導入前/導入後)
北陸先端科学技術大学院大学の画像
北陸先端科学技術大学院大学
 北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)は1日、富士通と共同で、学内の学生・教職員・事務職員約1,500人に向けて学内プライベートクラウドを構築したことを発表した。2010年3月より順次サービスの運用を開始しているという。

 JAISTは富士通と共同で全学システムとして学内プライベートクラウド環境を約4か月で構築。富士通のブレードサーバ「PRIMERGY BX920」を51台とサーバ仮想化ソフトウェア「VMware vSphere 4 Enterprise」を組み合わせて構築したとのこと。従来の富士通のPCサーバ120台を、仮想化技術で30台に集約し、また主に研究分野で活用する業務用のサーバを21台構築し、すべてのサーバを「PRIMERGY BX920」で一元管理する。

 このサービスにより、学生や教職員は、先端科学技術分野の研究など使用目的や期間に合わせて、必要なときに必要なコンピュータ環境をプライベートクラウド内で利用できる。すべてのサーバを、学内のクラウドのマネジメント・システム上で管理できるため、サーバの更新、OSやソフトウェアのバージョンアップなどを、一括で簡単にできるようになった。従来、研究開発用として整備したコンピュータ環境の稼働率は約10%程度でしたが、学内プライベートクラウドにより90%まで高めることができ、投資効果の最大化をはかることができるとのこと。また省エネ効果は、消費電力48%削減など年間で最大120トンのCO2削減(杉の木8,571本分)を見込んでいる。

 JAISTは今後、学内プライベートクラウドの対象範囲を、図書館蔵書管理システム、学務システムなど業務システムに広げるなど、サービス展開を検討している。また、本サービスの低稼働率時にリソースを科学技術計算などに有効活用することで、サーバ稼働率を90%へと大幅に高め、投資効果の最大化を図る予定。富士通は、今回のシステムを共同で構築した、富士通北陸システムズとともに、今後も本プライベートクラウド運営のサポートを行いながら、JAISTをパートナーとして支援していく。
《冨岡晶》
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