パナソニック、小型・軽量のマイクロ一眼「LUMIX DMC-G10」 | RBB TODAY
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パナソニック、小型・軽量のマイクロ一眼「LUMIX DMC-G10」

IT・デジタル デジカメ
「LUMIX DMC-G10」
  • 「LUMIX DMC-G10」
  • マイクロフォーサーズ対応の魚眼レンズ「H-F008:LUMIX G FISHEYE 8mm/F3.5」
 パナソニックは4日、マイクロフォーサーズ規格に準拠したミラーレスタイプのデジタル一眼カメラ「LUMIX DMC-G10」を発表。18日から発売を開始する。価格はオープンで、予想実売価格は70,000円前後。

 同製品は、4月に発売を開始した「LUMIX DMC-G2」の姉妹機。ボディ本体のみの重さを約336g(付属レンズ/バッテリ/メモリーカード装着時は約558g)と、コンパクトなG2以上に軽量化を図ったのが特長の1つだ。ライブビュー活用時、手に自然となじむように、エルゴノミックグリップを採用している。

 コンパクトタイプでも好評だという簡単撮影機能「おまかせiAモード」を搭載。「自動シーン判別」、「暗部補正」、「追尾AF」、「全自動逆光補正」などの機能を備え、撮影時の失敗を少なくするように配慮した。静止画撮影時のみならず、動画撮影時にも適用される。

 画像処理エンジンに「ヴィーナスエンジンHD2」を搭載し、超解像技術をフォロー。これにより、高い解像力と豊かな色再現性を実現したという。また、ノイズリダクション性能も向上し、ISO感度6400での撮影を可能とした。

 動画はハイビジョン(1,280×720ピクセル)の撮影に対応し、G2同様に「動画EX光学ズーム」を搭載。これにより、動画撮影時に焦点距離の約3倍相当(画質設定HD、WVGA選択時)の望遠効果を得ることが可能。加えてさまざまなレンズと組み合わせることで、望遠の相乗効果を得ることもできる。動画保存形式はQuickTime Motion JPEG、静止画保存形式はJPEG/RAW。

 「ポップ」、「レトロ」、「シック」、「モノクローム」など全7種類からなる「マイカラーモード」を装備。さまざまな画像効果が得られるとし、静止画・動画撮影時に適用可能とした。一眼の特長を活かした「背景ボケモード」も搭載され、ボケ具合を確認しながらカーソルキーで画面内のピントを合わせたい場所を直接選ぶことも可能だという。そのほか、「Wライブビュー」によりシーンに応じた撮影スタイルに対応。6種類のカラーフィルムモードに加え、3種類の白黒フィルムモードなども搭載する。

 レンズは「LUMIX G VARIO 14-42mm /F3.5-F5.6 ASPH./ MEGA O.I.S.」が付属。焦点距離は35mm判換算で28~84mm、開放F値はF3.5~F5.6、最短撮影距離は30cm。サイズは最大径が60.6mm、長さが63.6mm、重さは約165g。

 撮像素子は4/3型 総画素数1,306万画素 Live MOS センサー、有効画素数は1,210万画素、外部対応メディアはSD/SDHC/SDXCカード。液晶ディスプレイは3型で、EX光学ズームは、静止画が最大で約2倍、動画が最大で約4倍、デジタルズームは2倍/4倍。インターフェースはHDMI/USB2.0/AVなど。本体サイズは幅124×高さ83.6×奥行き74mm。

 また同日、マイクロフォーサーズ規格では初として、魚眼レンズの「H-F008:LUMIX G FISHEYE 8mm/F3.5」を発表。対角線画角180度の視覚を備え、静止画・動画撮影に対応する。焦点距離は35mm判換算で16mm、開放F値はF3.5、サイズは固定フード部の最大径が60.7mm、長さが約51.7mmで、重さは約165g。予想実売価格は99,750円。
《小口》
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