NTT Comは、6月9日から11日まで(コンファレンスは7日から)幕張メッセで開催される「INTEROP Tokyo 2010」に「BizCITY」を出展する。同社のブースでは、BizCITYの各種サービスを紹介するほか、データセンターのラックを再現し、BizCITYの“雲の中”を見ることができる展示も行われる予定だ。本稿では今月行われる「INTEROP Tokyo 2010」に来場する方に向けて、同社が提供するビジネス向けサービス「BizCITY」の解説をさせていただく。
2つめは、サービスとしての運用力。たとえば水道のサービスを利用するユーザーは、水道管のスペックやメーカーなど気にすることはなく、「きちんときれいな水を流してくれるか」「冬場に凍結させたりしないか」を気にする。つまり、設備が集約され汎用サービス化してくると、ハードウェアやソフトウェアそのものよりもサービスとしての運用力が期待されるようになる。NTT Comがこれまで提供してきたネットワークは“利用型サービス”であり、「我々のクラウド参入に対するお客様の反響も多く、ネットワーク事業で培ってきたサービスとしての運用力を大いに期待していただいている」と、NTT Com ビジネスネットワークサービス事業部販売推進部 担当部長の中山幹公氏は語る。
NTT Comは「INTEROP Tokyo 2010」にて、6月9日から11日まで展示を行う。「クラウドをユビキタス環境で使いたい」「既存システムと連携してクラウドを効果的に使いたい」「どのようなSaaSを利用できるか知りたい」という方、あるいは「そもそもクラウド利用はまだ不安」と考えている方は、INTEROPに足を運んでみてはいかがだろうか。 《柏木由美子》