NECは27日、テレビ電話を用いた地域情報サービス「テレとも」を、山口ケーブルビジョン(C-able)に提供したと発表した。 「テレとも」は、それぞれの家庭のテレビを通した、テレビ電話サービスや、ショッピングサービス、高齢者の見守りサービスなどを提供するシステム。家庭内に設置する専用端末「テレとも端末」とCATV事業者に設置するWebサーバ、VODサーバなどから構成されている。 「テレビ電話サービス」では、家庭のテレビにカメラとマイクがついた専用端末を接続することによって利用できる。「ショッピングサービス」は、地元のスーパーなどの商品をテレビ画面、テレビ電話で確認・購入できるサービス。「見守りサービス」は、1人暮らしの高齢者に向けたサービスで、一定時間「テレとも」のリモコンからアクセスがない場合、事前に登録された連絡先へメールが送信される。 C-ableは同システムを利用したサービス「ライフチャンネルサービス」のトライアル版を開始している。