アップルジャパンは14日、同日発売されたMacBook Proシリーズの新モデルに関する製品説明会を都内で開催した。 今回発表された製品は、13インチモデルが2種類、15インチモデルが3種類、17インチが1種類となっている。 新しいラインナップの特徴として挙げられた点は、プロセッサの強化、グラフィック性能の強化、バッテリー駆動時間の延長、価格の4点。 13インチモデルでは、Intel Core 2 DUO プロセッサ、新しいNVIDIAグラフィックプロセッサの搭載などによりグラフィック性能を強化し、旧モデルと比べグラフィック性能が80%％向上したという。これにより旧モデルと比べグラフィック処理速度は体感的に分かるレベルまで高速化されたという。バッテリー駆動時間は最長10時間。 15インチ、17インチモデルではCPUにIntel Core i7とi5をそれぞれ採用したことなどにより、従来モデルと比べて最大で50％性能が向上したという。 15インチモデルでは、GPUに「GeForce GT 330M」を採用し、CPU内蔵の「Intel HD Graphics」との切り替えがシームレスに行われる、自動グラフィックス切り替え機能が利用可能となっている。バッテリー駆動時間は最長8～9時間。 同社は、今年1月～3月の期間に、国内ポータブル市場の対前年比の販売台数が＋3.4％だったのに対して、Macのポータブル製品では＋15.6％だったとし、高成長の要因としてiPhoneやiPodなどの製品が、Windowsユーザーからの乗り換えを促進したことを挙げた。 MacBook Proの販売価格は、13インチモデルが「2.4GHz Intel Core 2 Duo／HDD 250GB」の114,800円と、「2.66GHz Intel Core 2 Duo／HDD 320GB」の138,800円。15インチモデルが「2.4GHz Intel Core i5／HDD 320GB」の168,800円、「2.53GHz Intel Core i5／HDD 500GB」の188,900円、「2.66GHz Intel Core i7／HDD 500GB」の208,800円。17インチモデルが「2.53GHZ Intel Core i5／HDD 500GB」の218,800円となっている。
