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ネットスター、悪質サイトフィルタリング向けに、24時間365日対応URLリスト作成・配信システムを開発

2010年4月8日(木) 17時53分
 ネットスターは8日、同社が作成・提供しているURLリストについて、配信システムの開発・刷新を行い、24時間365日の即時配信対応が可能になったことを発表した。ウイルス感染サイトなど悪質サイトのフィルタリングや迷惑メール対策の即応性を向上させるのが目的。同社が2009年に発表した、リスト作成基盤の総合的な改善の最終段階になるという。

 同社では、「フィッシング詐欺」「ワンクリック詐欺」などのオンライン詐欺サイト、ウイルス感染につながる「不正コード配布」サイトなどの悪質サイト、迷惑メールへの対策の一環として、利用者からのフィードバック経路の拡大、マスターデータベースシステム自体の拡張を実施するなど、URLリスト収集・登録工程の改善・拡充に取り組んでいた。一方でネットスターのURLリストには2010年3月現在、2億5千万ページ以上のWebサイトの評価情報が収録されており、マスターデータベースが更新された後、利用者向けの配信までに数時間の差があることから、発見から消滅までの期間が短い悪質サイト対策や迷惑メール対策の現場では、最新リスト提供が間に合わない場合があった。

 今回「URLリスト作成・配信システム」を、新規に開発。その結果、従来は数時間必要だった更新用URLリストの配信準備時間が最短5分に短縮され、24時間365日いつでも、状況に応じた最新のURLリストを配信することが可能になったとのこと。今回の新配信システムでは、新たに発生した悪質サイトや迷惑メールについて、利用者からのフィードバックがより迅速に配信データに反映され、各フィルタリング製品・サービスや迷惑メール対策全体の網羅性・即時性・正確性が大幅に向上した。また、カテゴリ(分野)ごとのリスト配信にも対応したため、即応性が特に強く求められる商品やサービス向けには、個別に配信対応を行うことも可能となったという。これまで同社の海外向けURLリストの配信事業展開は、比較的時差が小さい中国市場向けのみとなっていたが、今後は、時差の大きさや国、地域を問わず、現地状況に合わせた配信が可能となる見込み。
《冨岡晶》
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