NRI、医薬業界向け文書管理ASP「Perma Document Ver.2.2」の提供を開始
医薬業界では、2010年前後に大型医薬品の特許が一斉に切れるため、製薬企業各社の再編が加速している。特に国内製薬企業は、新薬の研究開発体制の確保や製品化までのサイクルの短縮を目指して、海外企業(バイオベンチャー)の買収や他社との共同開発、販売提携などの動きが活発化している。そのため、物理的に離れた場所でも業務を迅速に行う必要から、電子文書を正式の文書とする運用ニーズが、より高まってきている。
NRIは、電子化の加速を推進する仕組みとして、医薬業界向けの文書管理ASPシステム「Perma Document」(パーマドキュメント)を提供してきた。今回提供される最新版「Perma Document Ver2.2」では、電子文書と紙文書の関連性を担保し、よりスムーズな電子化への移行を可能にしたという。主な機能として、電子署名された電子文書をプリント出力する際にサーバ上の電子署名情報、ステータス情報(文書番号、文書名、バージョン、文書の承認状況、有効状況など)を自動的に印字する「背景印字機能」が追加された。これにより印刷後の紙文書とサーバ内の該当電子文書を確実に紐付けすることが可能になった。
また新薬申請業務、変更・逸脱管理業務などで発生する大量の文書の承認・発効・配布・教育進捗状況を自動管理する「テーマ管理機能」が追加された。ある業務(テーマ)に関連する一連の文書の承認、発効状況などを可視化させ、目的とする業務の漏れ・遅延・ボトルネックを把握する機能を搭載。この機能により新薬申請業務、変更・逸脱管理、SOP文書(標準作業手順書)管理などの業務で進捗管理を実施することが可能。
「Perma Document」は、医薬業界向けとして2010年度中に20社の利用契約を目標とするとのこと。
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