中学受験の情報交換にメールを活用、経済的には不安も
中学受験の検討学校種類としては、全体の66.7%が私立中学、45.1%が公立中高一貫校、21.3%が国立中学と回答。私立中学では兵庫県が80.9%と突出して高く、公立中高一貫校では東京都のみ54.5%の過半数となった。数値の上では相変わらずの私立校人気の高さだが、公立中高一貫校の募集定員の少さを考慮すると、その人気の過熱ぶりがうかがえる結果となった。
では、PCや携帯電話の活用状況はどうだろうか?
中学受験を検討している母親同士のコミュニケーション方法としては、「携帯メール」が48.6%ともっとも多く、「携帯電話の音声通話」31.6%、「固定電話」25.2%、「PCメール」19.8%が続き、mixi、GREE、その他のSNSが合計で13.2%と、まだ少数ではあるが、SNSを活用している母親も1割以上いることが見て取れる。
受験校に関する情報収集方法としては、従来通りの「学校案内を入手して」62.1%、「学校説明会に行って」58.4%につづき「中学校のPCサイトを見て」が43.5%。特に、40代母親に関しては54.8%と半数以上の方が「中学校のPCサイト」で情報収集を行っているという。
また、中学受験に関する日記サイトの閲覧経験は22.3%が「ある」一方で、記録経験「ある」は7.3%と低い。なお、父親の18.4%に対して母親の26.2%が閲覧を経験しており、母親のほうが受験情報の収集にインターネットを活用している実態が明らかとなった。
このほか、中学受験をして進学させたい理由(親の意見)は「子どもの将来のため」46.9%、「地元の学校に不安を感じるから」43.7%、「授業の質が高いから」41.3%の順であるが、母親に限っては「地元の学校に不安を感じるから」52.8%の高さが目立つ。受験校を選ぶ際の重視点は、「質の高い授業」52.1%、「通学時間」50.8%、「学校の理念、教育方針、ビジョン」49.6%。このうち母親は「通学時間」がもっとも多い一方、父親では「授業の質が高いから」「学校の理念、教育方針、ビジョン」「校風」が多くなっている。
また、受験生活では「塾代にお金がかかること」47.4%、私立中高一貫校に入学する場合では「初年度納入金」35.8%、「世帯収入」35.4%が不安点としてあがっており、わが子によりよい教育を受けさせたいという思いがある一方で、経済的な不安を抱える家庭も多いことがわかった。
アンケートの調査期間は11月26日〜12月4日、調査対象者はネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする30〜39才男性227名、40〜49才男性273名、30〜39才女性261名、40〜49才女性239名。調査地域は関東(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)と関西(大阪府・京都府・兵庫県・奈良県)で、有効回答母数から1,000サンプルを抽出して集計・発表された。
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