米IBM、サーバーの健康状態をモニターする月額クラウドサービスを発表

2009年12月11日(金) 13時37分
 米IBMは現地時間8日、企業のITシステムの状態を監視・予測・予防することを支援する、月額利用サービス(オンライン・ソフトウェア)を発表した。

 OS、仮想サーバー、ミドルウェア、ソフトウェア・アプリケーションなど、IT資産の性能情報やパフォーマンスの管理を支援する「Tivoli Live Monitoring Services」をIBMのパブリック・クラウド上で提供するもの。「Tivoli Live Monitoring Services」は、簡単に使用できるモニタリング機能を活用したい企業を対象にした製品。ハードウェアの導入、ソフトウェア・ライセンスの追加購入、また複雑なソフトウェア設定作業などの必要なしに、企業向けのモニタリング機能を“サービス”として提供。顧客は事前に構成された専用のIBM Tivoli Monitoring 6.2.1、IBM Tivoli Monitoring for Microsoft Applications 6.2、IBM Tivoli Composite Application Manager for Applications 6.2にアクセスが可能となる。

 企業向けモニタリング機能のサービスは、アプリケーション利用における脅威となる機能停止や障害の可能性を、エンドユーザーが気づく前に、迅速に特定することを支援する。例えばこのサービスは、システムのキャパシティが足りなくなりつつあるというような潜在的問題を検知した場合、自動的にITオペレーターに警告を出し、ダッシュボードという専用webページに関連情報などを表示することによって、問題の分析と修正を管理者に促す。IBMの自律型コンピューティング性能を活用して、ある障害が発生した時に、問題が発生したシステムを自動的に回復させる仕組みを提供することが可能となる。

  IBMは、これらのサービス管理機能を、同社所有のソフトウェア、サービス提供の一環として、またソフトウェア・アプライアンスとして提供する。このサービスは、OS、アプリケーション、機器など、最大500リソースまでをモニターする。また、24時間年中無休の電話や電子メールによるサポートを提供し、迅速に稼働させるためのサポートコンテンツを用意している。その他の追加サービスは、IBMおよびIBMのビジネス・パートナーを通じて提供される。サービスには「タッチレス・モニタリング:各OS、または機器ごとの非エージェント型モニタリング」「分散型モニタリング:各OS、またはアプリケーションごとの、エージェント型OSやアプリケーションのモニタリング」「パフォーマンス・サービス:キャパシティ計画に有効なOSごとの使用履歴レポート」が含まれている。これらは、サービス、またはモニタリング対象ごとに、月額ベースで提供される。 使用開始の際に、初期設定費が加算され、使用期間は最低90日、また1年から3年までの稼働期間を設定している。対応OSはLinux、AIX、HP-UX、Microsoft Windowsなど。
《池本淳》
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