小学生の「情報モラル教育」家庭?学校? 父兄の意識差あきらかに 〜 gooリサーチ調べ

2009年11月13日(金) 14時09分
インターネットを利用したきっかけ(n=5637、複数回答)の画像
インターネットを利用したきっかけ(n=5637、複数回答)
フィルタリング機能(サービス)を使っていない理由(n=3507、複数回答)の画像
フィルタリング機能(サービス)を使っていない理由(n=3507、複数回答)
自宅でインターネットを利用する際のルール(複数回答)の画像
自宅でインターネットを利用する際のルール(複数回答)
メール、チャット、掲示板などのコミュニティーサービスを利用する相手(n=554、複数回答)の画像
メール、チャット、掲示板などのコミュニティーサービスを利用する相手(n=554、複数回答)
情報モラル教育の言葉の認知について(n=7657、単一回答)の画像
情報モラル教育の言葉の認知について(n=7657、単一回答)
小学生にインターネットや情報モラル教育を行うのに適している人(複数回答)の画像
小学生にインターネットや情報モラル教育を行うのに適している人(複数回答)
 インターネットアンケート・サービス「gooリサーチ」を共同で提供するNTTレゾナントと三菱総合研究所は13日、第7回「小学生のインターネット利用に関する調査」の結果を公表した。

 小学生向けポータルサイト「キッズgoo」上において、小学生の子どもを持つ保護者を対象に、小学生のインターネット利用に関するアンケートを実施したもの。有効回答数は7,657名(男性:45.8% 女性:54.2%。20代:1.2% 30代:42.2% 40代:52.4% 50歳以上:4.2%)。

 インターネットを利用する小学生の割合は、小学校1年生で47.4%、学年が上がるたびに増加し、小学校の6年生では88%と高い利用率があきらかになった。また、インターネット開始時期のトップは小学校1年生(21.6%)、次いで小学校3年生(19.6%)、小学校4年生(16.6%)という結果になった。インターネットをはじめて利用したきっかけの1位は「親が教えた」49.8%と約半数を占め、「兄や姉など、兄弟が教えた」(5.9%)を含むと、「家族」がきっかけで“はじめてのインターネット”を利用した子どもが約5.5割を占める。続いて「学校の授業で学習した」(27.7%)、「独学(自力)で使うようになった」(9.3%)となった。

 フィルタリングサービスについては、一昨年の調査では16.7%、前回調査では20.8%、今回調査では25.6%の家庭が利用しており、2年連続で増加。一方でフィルタリングサービスを利用していない理由の1位は、「不適切なページにアクセスしないと思っているので必要ない」が53.3%、2位は「大人が使うときに不便だから」が22.1%と前回同様の順位となった。インターネットを利用するにあたりルールを設定している家庭は、76.3%だった。ルールでもっとも多かったのは「接続時間」(35.4%)、次いで「インターネットを利用する条件」(34.7%)とどちらも3割以上の家庭で設定されている。今回調査でポイントが増加したルールは、「インターネットを利用する目的」が前回調査17.3%から24.1%、「インターネットのマナーを守る」は前回調査15.9%から21.4%、「インターネットを利用する場所」は前回調査16.9%から22.4%となり、昨年よりもルールを複数設定する家庭が増えたことが示唆される。さらにルールを決める際に参考にしているものは何かと質問したところ、「親の経験や知識の範囲内」が85.2%で大多数を占めた。

 子どもがインターネットを利用する目的についてはは、「ゲーム(63.7%)」がトップで根強い人気をみせ、続いて「勉強や宿題のための検索(53.9%)」「趣味・娯楽に関する検索(53.3%)」と前回調査と同様に明確な目的がある利用が半数を占めることがわかった。また、前回調査24.2%の「ネットサーフィン」は、31.1%と増加する傾向もみえた。メールやチャットやSNSなどのコミュニティーサービスも利用する小学生は前回調査より数パーセント微増したものの1割には達しなかった。また、メールやチャットやSNSなどのコミュニティーサービスを利用する際の相手として、前回調査19.4%の「インターネットで知り合った同年代の友達」は25.4%、前回調査6.2%の「インターネットで知り合った大人」は8.6%と、いずれも前年調査よりも上回る結果となった。

 そして、小学校の指導要領で義務化された「情報モラル」教育についても、広範なアンケートが行われた。文部科学省によると「情報モラル」とは、「情報社会を生きぬき、健全に発展させていく上で、すべての国民が身につけておくべき考え方や態度」となっている。しかし「情報モラル」という言葉の認知を調べたところ、「知っており、どんな内容かも知っている」と回答した保護者は18.6%と2割弱だった。また「小学生にインターネットや情報モラル教育を行うのは誰が適当か」という問いに対しては「おもに家庭で親が教える」が前回調査の75.1%から63.1%と減少し、「おもに学校で教師が教える」が前回調査13.5%から28%と倍増する結果となった。「家庭で親が教える」と考えが主流であるものの、「情報モラルは学校で教師が教える」ことへの期待が高まっている傾向があきらかになったと、同レポートでは結論づけている。
《冨岡晶》
注目の情報[PR]

注目ニュース

東大とNHK-ed、幼児のデジタルコンテンツ開発のための共同研究をスタート

 東京大学とNHKエデュケーショナルは9日、幼児と、幼児をとりまくデジタル環境に関する調査と安心・安全なデジタルコンテンツ開発を行うための共同研究「KIS☆プロジェクト」について発表した。

iPhoneと子ども用絵本を組み合わせた「PhoneBook」とは? 〜 モバイル表現研究所が開発

 電通とロボットは4日、共同運営する「モバイル表現研究所」にて、iPhoneを活用した新しいコミュニケーション・アイデア「PhoneBook(ふぉんぶっく)」のコンセプトモデルを開発したことを発表した...

NHK、無料の素材サイト「NHKクリエイティブ・ライブラリー」を公開

 NHKは31日午前10時、「NHKクリエイティブ・ライブラリー」サイトを公開した。

“ナビしてほしい芸人”3位ケンコバ、2位友近、1位はあの女ピン芸人

 ソニーマーケティングが「カーナビ利用に関する意識調査」を実施。「カーナビボイス(カーナビから出る声)になってほしい有名人」や、ナビが得意そうな血液型も調べている。

【物欲乙女日記(microSD編)】乙女23歳、密かな楽しみ〜お風呂だってディズニーと一緒!?

 ふと気づけば秋。紅葉。うろこ雲。キンモクセイのかほり。そして寒気を裂くような隣家のおじさんの連発くしゃみ……。お久しぶりです。物欲乙女23歳マキヲです。

大人になってから本気で人を殴ったことある?

 人を本気で殴ったり叩いたりしてしまった経験者はどのくらいいるのだろうか。アイシェアはネットユーザーを対象にアンケート調査を実施した。集計回答数は20代から40代の男女584名。

【ATTT09】MSにとって車内は非常に戦略的な場所——Baribault氏基調講演

 米マイクロソフトのDirector, Product Management & Marketing グレッグ・バリボールト(Greg Baribault)氏による、「次世代車載システムに向けたマイク...

au2009秋冬モデル、ヘルスケア対応やブラビア携帯など13機種を発表

 KDDIと沖縄セルラーは19日、2009年秋冬モデルとなるau携帯電話の新ラインアップ13機種を発表した。

実は大マジメ!? 奇才が放つ“全力ヒマつぶし”Webマガジン創刊

 「全力でヒマつぶしにいきます」のキャッチに何やら気になるコメントの数々。その実体は、ムービー、アニメ、写真、マンガ、etc.と実に多彩。そんなWebマガジンが、伊藤ガビン氏編集のもとに創刊された。

V6岡田准一が登場するあのCMの特別バージョンが到着

 V6の岡田准一が出演するソニーのデジタルビデオカメラ「ハンディカム」、デジタルカメラ「サイバーショット」、デジタル一眼レフカメラ「α」のCMの特別バージョン「水のない水族館4日間の記録」がソニーのホ...

すごい完成度!! このアイディア弁当ちょっと見てみて

 子どもたちが喜ぶユニークなお弁当の作り方を動画で紹介するサイト「e-お弁当作っちゃいました!テレビ」がオープンした。同サイトでは、子どもが喜ぶお絵かきお弁当(キャラ弁)やお絵かきランチの作り方をわか...

1件の投稿でワクチン10本を寄付〜ブログを投稿して社会貢献を

 日本初のブログサービスでもある「livedoor Blog」の開設数が300万を突破した。同サービスではこれを記念し、「ブログのチカラで世界の子どもにワクチンを」キャンペーンを実施する。

山本KID離婚発表も「またマリアと結婚してみせる!」

 格闘家の山本“KID”徳郁とモデルのMALIAが離婚したことを、それぞれのブログで発表した。2人は2004年に結婚し、3人の子どもをもうけていた。子どもはMALIAが引き取るという。

ネットの危険を動画やシミュレーターで学ぶ〜セキュリティ特集2009秋

 ウィルスなどPCやネットの危険に対応、Yahoo! JAPANが青少年のインターネットの安全な利用の啓発を目的とした特集サイト「セキュリティ特集2009秋〜新学期ネットトラブル最前線〜」を公開した。

総務省、「ユビキタス特区」事業の委託先候補26件を決定

 総務省は28日、『ICT経済・地域活性化基盤確立事業(「ユビキタス特区」事業)』について、委託先候補を決定したことを発表した。

ドコモ、安全利用のため、小学低・小学高・中学・高校ごとに4つの推奨コースを設定

 NTTドコモは27日、青少年がより安心・安全にケータイを利用できるよう、学齢を中心とした4つの推奨コースを発表した。

【子どもとネットVol.3】千葉大発!学校と企業と地域と学生とを結ぶNPO団体

 子ども自身によるオンラインセーフティ教育の取組みとして、2002年、千葉大学教育学部藤川大祐准教授のゼミや研究室が元となって生まれた、学校と企業と地域と学生とを結ぶNPO団体「NPO法人企業教育研究...

【子どもとネットVol.2】学校裏サイトを監視・探索する弘前大学の学生ボランティア団体

 子ども自身によるオンラインセーフティ教育の取組みとして、米国にはTeenangelsというティーンエイジャー自身によるオンラインセーフティボランティアが存在する。日本にも、こういった取組みはあるのだ...

【子どもとネットVol.1】ティーンのオンラインセーフティ〜意識と取組み

 ティーンをネットトラブルから守るための対策として、オンラインセーフティ教育の必要性が注目を集めている。子どもたちの意識は、また保護者はどんな対策ができるのだろうか。

大人も楽しめるクッキングトイ(調理玩具)、作ってみたいもの1位は?

 大人にも人気のクッキングトイ(調理玩具)。20代から40代のネットユーザーを対象に、クッキングトイで作ってみたい料理についてアイシェアが意識調査を実施。男女554名の回答を集計した。

「Yahoo!きっず」がさらに充実〜検定機能やプロフィール機能が追加

 子ども向けポータルサイト「Yahoo!きっず」に、検定を作成・投稿して知恵や知識を共有できるサービス「Yahoo!きっず検定」が追加された。また、自分のプロフィールページを作れるサービス「Yahoo...

大人も楽しめる“身近な科学”〜夏休み自由研究人気ランキング

 夏休みももう終盤にさしかかる頃、宿題はちゃんとやっているだろうか。「キッズgoo夏休み特集2009」では夏休み自由研究のテーマを公開しているが、その人気ランキングを発表した。

「スラムダンク」「ドラゴンボール」など人気アニメを「ひかりTV」で

 アニメ配信サイト「東映アニメBBプレミアム」「アニメジャン」で配信中の人気作品が、9月1日より、テレビ向け映像配信サービス「ひかりTV」に登場する。

KDDI、保護者・教育機関向けサイト「見つめてみよう、子どものケータイ」を開設

 KDDIは7日、保護者・教育機関向けに、青少年のユーザに安心・安全に携帯電話を利用してもらうための情報を掲載したサイト「見つめてみよう、子どものケータイ」を開設した。

透明感あるクリスタルシェルデザイン、コンパクトデジカメ「FE」シリーズ2製品

 オリンパスイメージングは、透明感ある外観仕上げ「ダブルレイヤークリスタルシェル」でデザイン性を高めたコンパクトデジカメ「FE-4000」と「FE-46」を発表。8月下旬より販売する。価格はオープンで...

都内では花火禁止場所が多すぎて“花火難民”が続出!?

 各地で続々と花火規制条例が行われているが、ネットユーザーの見解はどのようなものだろうか。アイシェアは20代から40代の男女を対象に調査を実施、563名の回答を集計した。

特集

RSS

特集・連載

ブロードバンド/無線LANスポット検索

ブロードバンド検索
-

ピックアップフォト