東芝ソリューション、紙からデジタルまであらゆる媒体で情報漏えいを防止する技術「inforester」を開発
多くの企業では、内部統制、コンプライアンス強化、機密情報の厳密管理に注力している一方、情報漏えいの発生件数は毎年増加しており、その原因や漏洩経路も変化している。特に、紛失・置き忘れ、誤配送などが原因の紙媒体からの漏えい事故が増加しており、電子情報の漏えい対策だけでは、不十分と考えられている(2008年は全体の55.9%。出展:2008年情報セキュリティインシデントに関する調査報告書)。
「inforester」は、電子情報、紙、記録メディアに複製され拡散する情報の所在と、その取扱いを定めたセキュリティ規則とを、デジタル複合機などと連携して、媒体横断で一元管理する技術。情報の複製の際に異なるIDを発行・付与し、原本のセキュリティ規則を自動継承させることで、複製された情報の所在追跡と、権限に応じた情報のライフサイクル制御(発生〜複製〜消去・廃棄)を実現した。
「媒体横断の情報追跡」は原本から複製したすべての電子情報、紙、記録メディアには異なる管理IDを発行して個体識別し、情報のライフサイクル、所在や所有者、複製の親子関係を一元管理するもの。電子情報には専用の複製データ保護書式のなかに管理IDを格納する。また紙や記録メディアといった有形の情報資産には、二次元コード、RFID、透かし技術を利用して、各媒体に管理IDを貼付する。これにより、重要情報の原本とそのすべての複製を媒体によらず、その所在や所有者を追跡することが可能になる。「情報の取扱ミスを自動検出」する機能では、対応するデジタル複合機やシュレッダで、読み込んだ書類の管理IDから複製や廃棄の妥当性を自動判定する。印刷や複写時にその情報を見てはいけない人が資料の配布先に指定されていたり、廃棄してはいけない契約書類原本をシュレッダにかけたりすると、複製や廃棄の処理を停止し、情報の取扱ミスを利用者に警告することが可能になる。
「セキュリティ規則の自動継承」として、複製や廃棄、閲覧を実行できる利用者や期限、場所を定めたセキュリティ規則は、情報の原本からすべての複製に自動で継承されていく。複製の親子関係で、親のセキュリティ規則に違反しなければ、たとえば子の利用期限を短く設定するといったセキュリティ規則の変更も可能だ。「複製データ保護形式への変換」として、複製した電子情報は、管理IDや情報利用のセキュリティ規則を格納した、本システム独自のセキュリティ保護フォーマットに変換される。また、暗号化や改ざん検出の機能も備えており、格納されたセキュリティ規則から逸脱した情報の利用行為を阻止することが可能だ。
これらの機能により、たとえば、商法・税法などで定める契約情報の保管義務期間や、秘密保持契約などで定める利用期限の最大期間をセキュリティ規則に設定すれば、期限を超えたすべての複製データを自動消去し、複製した紙や記録メディアの所有者への廃棄通知をいっせいに配信できる。東芝ソリューションは、今後、金融分野や製造分野をはじめとした、厳格な情報管理が求められる業界に向けて「inforester」を提案していくとのこと。その第一歩として、金融業界向け大規模エントリ/ファイリングソリューション「Financial Space Manager」に組み込んで、数億件規模の情報管理のセキュリティ強化を行う予定だ。
注目ニュース
富士通研究所は19日、PCなどに内蔵されたハードディスクドライブの抜き取りによる情報漏えい対策として、世界初となる技術を発表した。
IIJは13日、SaaS型のWebセキュリティ対策サービス「IIJセキュアWebゲートウェイサービス」に、社内の認証サーバとの連携を実現する「認証サーバ連携オプション」を追加した。
「シスコ技術者認定」に新設された「CCNA Security」は、これからのネットワークに欠かせないセキュリティに関する基礎的なスキルを証明する資格として、業界の注目が高まっている。
日本電気とウイングアークテクノロジーズは10日、コスト削減と可用性/セキュリティ向上を実現する帳票出力最適化ソリューションを共同で開発、販売を開始した。
富士通と富士通フロンテックは、債権書類・各種契約書などの重要書類の管理業務を効率化するUHF帯RFIDタグ「書類管理用ラベルタグ」を開発した。
日本ユニシスは3日、ネットワークプリンターソリューションの運用を統合的に行う「iSECUREプリント管理サービス」の販売を開始した。
富士通は26日、安心安全ソリューション「SafetyValue(セーフティバリュー)」のあらたなラインナップとして「認証印刷ソリューション」の提供を開始した。
日本HPは20日、ノートPC「HP Compaq 610 Notebook PC」を発表。同日から発売を開始した。価格は65,100円。
米マイクロソフトは現地時間7月30日、「Genuine Windows Blog」内において、Windows 7のプロダクトキーがリーク(漏えい)した報告を受けたことを発表。
野村総合研究所(NRI)は31日、電子メールの送受信履歴を機械学習で自動分析することで、誤送信を事前に検出して防止する技術を発表した。
アイ・オー・データ機器は29日、ポータブルHDD「HDPN-HSUシリーズ」を発表。8月中旬より発売する。価格はオープンで、同社直販サイト価格は250GBモデルが11,800円、320GBモデルが1...
NECは28日、統合ログ管理アプライアンス「RSA enVision powered by Express5800」を活用した統合ログ管理ラインアップの強化を行うことを発表した。
NTTソフトウェアは24日、従来のモバイルセントレックスソリューションを大幅に機能強化し、新たなソリューション「ProgOffice2.0」として発表した。
日本ヒューレット・パッカードは21日、認証・検疫ソリューション製品の最新バージョン「HP Quarantine System version 3.1」を発表した。
シマンテックは30日、セキュリティとストレージに関する調査結果を発表した。
最近になってインターネットや、コンピュータ雑誌の記事に「シンクライアント」という言葉が目立つようになってきた。サーバーの仮想化ブームも一段落し、今またクライアントPCソリューションとして「シンクライ...
キヤノンITソリューションズとNECソフトは23日、Webやメールからの情報漏えいを防止するセキュリティ管理ソフト「WEBGUARDIAN」「GUARDIANWALL」最新版を発表した。
日本ヒューレット・パッカードは18日、生命保険業界向けに、シマンテックの情報漏えい防止ソリューション「Symantec Data Loss Prevention(DLP)」とDLPの導入サービスの提...
NECビッグローブは17日、綜合警備保障(ALSOK)ならびにソリトンシステムズと提携し、PCの操作ログ監視により中小規模企業の情報漏えい対策を行うSaaS型の「BIGLOBE PC監視サービス」の...
アイアイジェイテクノロジー(IIJ-Tech)は3日、統合メールセキュリティソリューション「iiMail Suite(イーメール スイート)」を発表した。7月1日より提供開始する。
ネットエージェントは2日、WinnyなどのP2Pファイル共有ソフトを使用していないことを「検査証」と言う形で証明するアカデミック向け新製品「P2Pファイル共有ソフト検査証発行 支援ツール」を発売した...
トレンドマイクロは28日、クライアントPC向けのセキュリティ強化製品「侵入防御ファイアウォール1.1」と、企業で利用するスマートフォンのセキュリティ対策製品「Trend Micro Mobile S...
日立ソフトは13日、メール送信・参照前に警告を行い電子メールの誤送信・参照を抑止する「MaCoTo(マコト)」の機能強化を発表した。
データ復旧は8日、不要なHDDを情報漏えいを防止して回収するサービス「ハードディスク回収サービス」を開始した。料金は無料。
富士通は8日、パソコンの資産管理・情報漏えい対策ソフトウェア「Systemwalker Desktopシリーズ」に、環境負荷低減を支援する新商品を追加、販売を開始した。
富士通、富士通研究所、ウィルコムは7日、法人顧客を対象に、ウィルコムのPHSネットワークを利用した新たなノートPC向けセキュリティソリューションを開発したと発表した。
JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は24日、「長期休暇を控えて」と題する文書を公開、ゴールデンウィークの開始に先駆けセキュリティに関する注意喚起を行っている。
シマンテックは21日、情報リスク管理(IRM)戦略の一環として、新しいメッセージングセキュリティプラットフォームである「Symantec Brightmail Gateway 8.0」を発表した。
フォーカルポイントコンピュータは17日、スイス生まれでストラップ型USBコネクタタイプのデジタル名刺「POKEN(ポーケン)」を発表。5月上旬より販売する。価格は2,480円。19種類のキャラクター...
特集
- ├警視庁公安部の情報漏えい事件、実際にファイルを入手したのは5千人近くも!?……P2Pノード数調査
- ├ノベル、業界初となるソフトウェアアプライアンス形式のログ管理製品の最新版を発表
- └ディアイティ、常時監視体制を活用した「情報漏えい緊急対応サービス」提供開始
- ├AKB48、平嶋夏海・米沢瑠美が突然の活動辞退……プライベート写真流出がきっかけか?
- ├JAXA、ウイルス感染の職員端末から情報漏えい
- └3割以上の法人、従業員によるSNS・掲示板への書き込み内容を把握……ネットスター調べ
















































