NEC、クラウド向けサービス実行基盤「WebOTX」を強化 〜 運用性向上、新ライセンス体系など
「WebOTX V8.3」の強化のポイントは、(1)アプリケーションサーバ製品における運用性の向上とバッチ処理の効率化、(2)アプリケーション統合を簡単に実現するサービスインテグレーション製品の強化、(3)仮想化環境に対応したあらたなライセンス体系の導入となっている。「アプリケーションサーバ製品における運用性の向上とバッチ処理の効率化」では、アプリケーションサーバ「WebOTX Application Server」において、複数台のサーバに対して一括で環境設定が可能な運用管理機能をあらたに追加。仮想化などによりサーバ台数が増加した場合でも、設定ミスを軽減し運用性を大幅に向上させた。またJavaバッチプログラムに対応したアプリケーション実行基盤「WebOTX Batch Server」をあらたに製品化。オープンソースのSpring Batchフレームワークを活用し、プログラムの起動性能を大幅に改善した。本製品は、ソフトウェア開発環境「SystemDirector」やジョブ管理ソフト「WebSAM JobCenter」とも連携し、Javaバッチシステムの開発から構築・運用までをサポートする。
「アプリケーション統合を簡単に実現するサービスインテグレーション製品の強化」では、フロントエンドマッシュアップ基盤として、複数のシステムを1つのポータル画面に集約する企業情報ポータルソフトウェア「WebOTX Portal」を強化。国内主要ベンダで初となるポートレットの最新仕様への対応により、ポートレット間連携が強化され、業務システム連携が簡単になるという。システム間連携を行うソフトウェア「WebOTX Enterprise Service Bus」も強化され、高度な経路制御を実現。これにより、負荷分散と連携先の切り替えが簡単になり、連携するシステムの一部で障害が発生した場合でも速やかに代替システムへの切り替えが可能となった。
「仮想化環境に対応したあらたなライセンス体系の導入」では、アプリケーションサーバ「WebOTX Application Server」において、物理サーバ単位でのライセンス体系を新設。仮想化により仮想サーバの台数やCPU/コア数が変動した場合でも、追加のライセンス料は不要となりライセンス費を従来比約64%削減できる。
NECは、「WebOTX」について、今後3年間で6万システムの導入を目指すとしている。なお新製品は、10月8日に発表された同社の次世代ITプラットフォームビジョン「REAL IT PLATFORM Generation 2」に基づいたサービス実行基盤となる。また同製品は、11月5日〜6日に東京国際フォーラムで開催される「C&Cユーザーフォーラム & iEXPO2009」に出展される予定。
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