シスコ、ビジネスビデオソリューションを拡充 〜 中小規模テレビ会議向けの新テレプレゼンス端末を発表など
シスコではこれまでも、ビデオ会議テクノロジー「Cisco TelePresence」、Web会議システム「Cisco WebEx Meeting Center」、音声とデータを統合しコミュニケーションを効率化する「Cisco Unified Communications」など企業のコラボレーションを促進するソリューションを数多く発表している。今回、これらのソリューションに加え、ビジネスビデオのポートフォリオを拡充し、あらゆるビデオ会議を統合して運用可能にする相互運用性を実現したとのこと。
まずテレプレゼンスラインアップの強化として、新たに、6名まで参加可能な中規模会議室向け端末「Cisco TelePresence System 1300」、少人数向け(小規模会議室向け)端末「Cisco TelePresence System 1100」の2ラインアップが追加された。これにより、個人向けから18名の大人数ミーティング向けまで、会議規模や利用場面に応じたソリューションを提供していくことが可能とのこと。
また、ビデオ会議用の多地点接続装置(MCU:Multipoint Control Unit)である、Cisco Unified Videoconferencing 3000シリーズおよび5000シリーズにおいては、自社製品接続(Cisco TelePresence、Cisco WebEx Meeting Center)と他社ビデオ端末との連携が可能となった。さらに、今回販売開始となる5000シリーズでは、12MbpsまでのフルHDビットレートでの話者分割やH.264 SVCコーデック、テレプレゼンスおよびCisco WebEx Meeting CenterとのHD接続にも対応する。
その他、ネットワークの接続とブラウザさえあれば、どのコンピュータからでもインターネットにつなぐだけでWeb会議を開催したり参加したりできるCisco WebEx Meeting Centerが、今回スマートフォン対応となっている。スマートフォンの3G回線または無線LAN回線を利用し遠隔地からWeb会議に参加することが可能となった。これにより、外出先からでも音声だけでなく、プレゼンテーションなどの会議資料に目を通しながら会議へ参加することが可能になる。
ちなみに、ITmediaエンタープライズが今年6月に実施したビジネスビデオに関する意識調査によると、全有効回答者942名のうち、42%がビデオ会議やWeb会議などのビジネスコミュニケーションにおいて、何かしらビデオを活用しているという結果が出たとのこと。また、ビデオ会議やWeb会議に感じる問題点や懸念では、第1位が「画像や音声の品質が低い(47%)」、第2位が「導入/保守費用が高い(47%)」、第3位が「導入設定や運用管理が難しい(28%)」となり、一方、期待する導入/利用メリットでは、第1位が「出張コストの削減(78%)」、第2位が「業務の効率化(76%)」、第3位が「生産性の向上(51%)」という結果だったという。
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