富士通、重ね合わせた状態で読み取り可能なRFIDを開発 〜 「書類管理用ラベルタグ」を販売開始
「書類管理用ラベルタグ」は、従来のRFIDタグにおける「近距離に重ね合わせた状態で通信ができない」という課題をクリアし、タグ間距離2mmで重ねた状態でも一括で読み取ることを可能にしたとのこと。これにより、ユーザは、タグを貼り付けた書類を「重ねたまま」「箱に入れたまま」でも、ハンディターミナルで効率的に読み取ることが可能。RFIDタグの読み取り機器については、従来、据置き型リーダライタ+固定式アンテナ+制御パソコンと、これらを収納するキャビンを特別に構成することが必要だったが、本製品ではハンディターミナル製品のみで一括読み取りを可能とした。また、従来、書類1枚に3秒かかっていた読み取りが、100枚で4秒の読み取りに短縮されており、膨大な書類の管理を行う現場の作業負担を軽減することが可能。さらに書類が棚やダンボールに保管されている状態でも読み取りが可能で、個人情報の漏えいなどを防ぎ、安全な書類運用を実現した。
今回の書類管理用タグは富士通研究所と連携し、重なりに強いアンテナパターン、ICチップの選定などを行った(特許出願済)。その結果、RFIDタグ間距離が2mmの状態で100枚一括読み取りを実現した。販売価格は個別見積もり。書類管理用ラベルタグ導入におけるシステム構築などについては、別途費用が必要。同社では、今後3年間で、500万枚の出荷を予定している。なお、同製品は9月16日から9月18日まで東京ビッグサイトで開催される「第11回自動認識総合展」の富士通ブースに出展される予定。
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