2009年は過去最高、上半期だけで66万の新種マルウェアが発生 〜G Data調べ

2009年7月28日(火) 16時39分
月別新種マルウェア発生数(赤=2009年、グレー=2008年)G Data SecurityLab調べの画像
月別新種マルウェア発生数(赤=2009年、グレー=2008年)G Data SecurityLab調べ
年別新種マルウェア発生数(2009年は推定値)の画像
年別新種マルウェア発生数(2009年は推定値)
ウイルス種別比率(2009年上半期)の画像
ウイルス種別比率(2009年上半期)
 G Data Softwareは28日、2009年上半期のマルウェア状況について発表した。

 2009年上半期の新種マルウェアの発生数は、G Dataセキュリティラボの調べによれば、663,952種。月別の増加傾向は年初の1月で14万種を超えピークに達し、その後の5か月はやや減少傾向にあったものの、結果的には前年比で2倍以上の増加となったという。下半期にほぼ同数程度発生すると考えると、年間で約130万種程度の発生となるおそれがあるという。ちなみに2006年は39,124種、2007年は133,252種、2008年は894,250種の発生件数となっており、2009年1年間の発生数は、このままのペースの場合、過去最高となる公算が大きいと見られている。

 構成比では、トロイの木馬型が33.6%を占めトップに。ダウンローダーが2位で22.1%となり、続いて3〜5位は、バックドア、スパイウェア、アドウェアとなった。ただし8位のルートキットは割合こそ1.9%だが、前年同期比では8倍以上になっているという。また、ウイルス群別でみた場合の発生率は、「モンダー(Monder)」が1位(6.8%)。2位は「フピゴン(Hupigon)」(3.9%)、3位は「ジェノーム(Genome)」(3.6%)、4位は「ブザス(Buzus)」(2.7%)、5位は「オンラインゲームズ(Onlinegames)」(2.7%)だった。

 プラットフォーム別にみると、Windowsが99.3%を占めた。モバイルが106種(全体の0.01%)、Mac OS Xが15種(0.001%)と若干増加しているが、全体的には引き続きWindowsを標的としたマルウェアが圧倒的多数であることに変わりはない。
《冨岡晶》
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