日本オラクルと富士通、UNIXサーバDBのアップグレード検証を共同で実施

2009年7月9日(木) 12時35分
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オンライントランザクション処理性能比較
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SPARC Enterprise M3000
 日本オラクルと富士通は9日、富士通の最新UNIXサーバ「SPARC Enterprise」とオラクルデータベースの最新バージョン「Oracle Database 11g」を用いて、UNIXサーバ「PRIMEPOWER」と「Oracle9i Database」からのアップグレード(移行)を「Oracle GRID Center」にて共同で検証したことを発表した。

 本検証はアップグレードすることのメリットの明確化と、アップグレード時に発生する課題への「Oracle Real Application Testing」(RAT)を活用した有効な解決策の提供が目的となる。パフォーマンスの比較では、「SPARC Enterprise M3000」と「Oracle Database 11g」のシステムは、「PRIMEPOWER 250」と「Oracle9i Database」のシステムに比べて、オンライントランザクション処理性能で約3.5倍、バッチ処理性能においても約2.0倍に向上するという検証結果が得られたという。

 一方、旧システムからのアップグレードにおいては、互換性の問題やSQLに対する実行性能劣化を始めとするさまざまなリスクが想定されるが、Oracle Real Application Testingの使用によりSQL実行テスト、パフォーマンス・テストを効率的に実施し、アップグレードにともなうリスクを低減できることが確認できたという。

 今回の共同検証は、日本オラクルが2006年11月に開設した、グリッドを基盤に実システムに近い環境でビジネス・ソリューションの実証を目的とする「Oracle GRID Center(オラクル・グリッド・センター)」で行われた。共同検証のシステム環境は移行元データベースサーバとして、富士通製UNIXサーバ「PRIMEPOWER 250」、OSには「Solaris 9 OS」を用い、データベース「Oracle9i Database」を構築した。また、移行先データベースサーバとして富士通製最新UNIXサーバ「SPARC Enterprise M3000」、OSには「Solaris 10 OS」を用い、データベース「Oracle Database 11g」を構築した。ストレージには富士通製ストレージシステム「ETERNUS2000モデル200」を使用し、クライアントには富士通製UNIXサーバ「SPARC Enterprise T2000」、OSには「Solaris 10 OS」を用い、データベース「Oracle Database 11g」を構築した。

 富士通では「Oracle Database」の旧システムから新システムへのアップグレードにあたり、専門スタッフが顧客のシステムに応じた最適な移行を実現するための移行支援サービスを提供するとしている。これにより旧システムからの移行におけるリスクの軽減とともに「移行方式選定」「手順の明確化」「リハーサル」「短時間かつ安全・確実な移行の実施」を提供するとのこと。なお、本検証結果およびアップグレード・ソリューションの詳細は、8月19日、8月26日に実施される共同セミナーにて説明の予定。
《冨岡晶》
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