【レビュー(後編)】「HP Pavilion Notebook PC dv2」でYouTubeアップの動画を編集してみる
「HP Pavilion Notebook PC dv2」の詳細スペックは前回の記事を参照していただきたいが、同製品はCPUに動作クロックが1.6GHz、512KBの2次キャッシュを内蔵するシングルコアの「Athlon New Neo MV-40」を搭載。また、グラフィックスに動画再生支援機能を備える「ATI Mobility Radeon HD 3410」(ビデオメモリは512MB)を採用する。価格は8万円前後といったところで、ノートパソコンとしては気軽に購入できる価格帯といえる。
さて、YouTubeへのハイビジョン動画のアップについてだが、まずやらなければならないのは動画エンコード。前回編集して作成した動画ファイルはWMV形式(解像度1,280×720ピクセル)だが、YouTubeではH.264、MPEG-2、または MPEG-4 を推奨している。そこで今回は、エンコードソフト「GOM ENCODER」を使用してH.264 AVI形式のファイルに変換(ビットレートは145kbps)。手順は簡単で、まず、元ファイルをフォルダから選択するかドラッグ&ドロップで追加し、次に出力形式を「出力設定」で選択。最後に開始ボタンを押せば変換スタート。エンコードは約34分で終了した。あとはもうYouTubeの登録ページで動画をアップするだけだ。CPUパワーが非力なマシンでは、エンコードに時間がかかったり、エンコードが追い付かずエラーメッセージがでることもある。動画閲覧だけでなく、動画投稿も一般的になってきた現在では、このような状態は非常にイライラするものだが、そんなストレスも感じなかった。
次は、動画再生の実力をチェックしてみたい。まずは、付属のDVDスーパーマルチドライブを使用して、海外ドラマDVDを見てみる。再生ソフトはCyberLinkの「PowerDVD 8」。これは当然のごとく全く問題ない挙動だ。次に市販の外付けBlu-ray DiscドライブでBlu-ray Discを再生してみた。こちらも使用したソフトは「Power DVD8」。この価格帯のノートPCでBlu-ray Disc再生が可能なのか半信半疑で再生を試みたが、コマ落ちなど全くすることなく、Blu-rayらしい鮮明な映像を楽しむことができた。また、音声も搭載スピーカーから音飛びやズレがなく再生できた。もっとも、HP Pavilion Notebook PC dv2の液晶ディスプレイの解像度は1,280×800ピクセルでフルHD対応ではない。ただし、同機種ではフルHD(1,920×1,200ピクセル)の動画をHDMI出力することができる。液晶ディスプレイやテレビで楽しむことも可能だ。
今回検証してわかったように、動画の編集や、H.264やBlu-ray再生など通常の負荷が高いとされる作業も充分行えるだけの性能を搭載している。
本体が約1.7kgで80,000円前後というこの価格帯であれば、50,000円〜60,000円前後のミニノートPCを検討される方も多いだろう。しかし、ミニノートはどちらかというと、インターネットや簡易的な作業が中心になる端末だ。これまで10万円以上もしていたノートパソコンの能力も兼ね備えつつ、ネットブックの価格にプラス20,000〜30,000円で、これだけの性能がついてくるというのであれば、安い買い物かもしれない。
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