97%が検討、45%の企業がすでにグリーンIT戦略に着手 〜 シマンテック「グリーンITレポート」
「グリーンITレポート」は、2009年3月に米Applied Research社によって実施された調査の結果をまとめたもの。この調査は、コンピュータハードウェア、ソフトウェア、設備、計画に関連する無駄を減らすために役立つ戦略やソリューションの展開について、バイスプレジデント、ディレクタ、経営幹部レベルを含む、企業のITエグゼクティブを対象に実施された。回答数は日本、米国、カナダ、フランス、イタリア、イギリス、ブラジル、メキシコ、オーストラリア、インド、シンガポール、マレーシア、韓国、ニュージーランド、中国から1,052件が得られた(うち日本は123)。
この調査データによると、上級管理職レベルのITエグゼクティブは、コスト削減と環境への責任の両方に貢献する、グリーンIT戦略に大きな関心を寄せており、回答者の97%は少なくともグリーンIT戦略の導入を検討しており、45%はグリーンITの取り組みをすでに行っていると回答した。グリーンITソリューションがコストやIT効率向上のメリット以上の価値があると考えるIT部門の意思決定者が増えたことが伺える結果となった。回答者が挙げたグリーン化を推進するための主な取り組みは「消費電力の削減」(90%)、「冷却コストの削減」(87%)、「企業内でのグリーン化への要求」(86%)となった。さらに、回答者の83%が現在データセンターで消費される電力に対して、単独または共同で責任を負っており、これらのリソースの消費に対して可視化と説明責任の義務を負っているとのこと。さらに、回答者の89%が、「グリーン化」においてIT部門が果たすべき役割は大きい、またはきわめて大きいと考えているとの結果になった。
また予算については、グリーンITの予算が大きく増加。回答者の73%は、今後12か月間でグリーンITへの予算が増加すると予想しており、19%は増加率が10%以上になると予想した。回答者の多くは、データセンターの電力コストが2,100〜2,700万ドルになると回答している。また、IT部門では、エネルギー効率の高い製品が高価であっても、購入に前向きとの結果があきらかになった。回答者の3分の2が 、通常の製品と比較して10%以上高くても購入する、41%が20%以上高くても購入すると回答した。さらに、回答者の89%が、IT製品のエネルギー効率を重要または非常に重要であると考えているとのこと。
現場のIT管理者にとっては、古い機器の交換はもっとも一般的な戦略であり、95%の回答者が戦略の一環としてエネルギー効率の高い新しい機器の購入を挙げた。次いで「電力消費の監視」(94%)、「サーバの仮想化」(94%)、「サーバの統合」(93%)となった。また、回答者の57%がSaaSを「グリーン化」のソリューションと考えていたという。
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