IBM、モバイル・コミュニケーションの研究に1億ドルを投資
IBMの研究所では、インターネットへ接続する主な手段として、PCではなく携帯機器を使用し、現場の社員を管理したり、金融取引やエンターテイメント、ショッピングなどを楽しんだりする何百万ものユーザーに向けて、簡単で使い易いサービスを提供するための技術を開発するとしている。企業活動や人々の日常生活をより効率的にするためのモバイル・Web基盤に、あらたなインテリジェンスをもたらすことを目指すもので、IBMの研究投資の重点分野は、モバイル・エンタープライズ・イネーブルメント、新興市場におけるモビリティ、企業エンド・ユーザーのモバイル体験などとなる。今後、携帯機器分野における分析、セキュリティ、プライバシー、ユーザー・インターフェイス、ナビゲーションなどの分野に、「IBMリサーチ」は集中して取り組んでいくとのこと。IBMリサーチは世界中に8つの研究施設を持ち、約3,000人の科学者によって構成。またIBMは18カ国にある75の開発研究所に、20,000人以上のソフトウェア開発者を配置しており、16年間連続で米国特許取得数トップを記録、その研究者のうちの5人はノーベル賞を受賞しているという。
IBMリサーチのモバイル・コミュニケーションのグローバル・リーダーで、IBMのインド研究所長であるグルダス・バナバール博士は「携帯機器は少しずつユビキタスになりつつあり、私たちが地理的、経済的、社会的、そしてその他さまざまな境界を越えるために役立っています。高い普及率、シンプルなユーザー・インターフェイス、そしてエンド・ユーザーへの大幅なコスト効果などにより、携帯通信は企業のコミュニケーションと情報交換の未来を握っています」とのコメントを寄せている。
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