ヴイエムウェア、デスクトップ仮想化製品「VMware View 3.1」の出荷を開始

2009年6月4日(木) 14時25分
 ヴイエムウェアは4日、デスクトップ仮想化製品「VMware View 3.1」の日本語版の出荷を開始した。国内主要パートナーを通して販売される。

 「VMware View 3.1」は「VMware View 3」の拡張版。2008年12月3日より提供が開始され、すでにさまざまな業界の多くの企業に導入されている。「VMware View 3.1」ではユーザー操作性の向上、管理機能の強化、統合アクセスなどが強化されており、マルチプロトコルのサポートなども追加された。

 ユーザー操作性の向上では、マルチメディアリダイレクション(MMR)のWindows Vista対応により、Windows Vista環境でMMR技術が利用可能になった。また、Flashコンテンツを含むWebページを表示する際に、ネットワークの使用帯域を抑えつつレスポンスを向上している。ログオン時間が従来のバージョンより短くなったり、クライアント用ユーザーインターフェイス、「View Client」が日本語化された。その他、インストーラ、View Portal、オンラインヘルプおよびドキュメントも日本語で利用可能だ。

 管理機能の強化では、ADAMおよびView Composerデータベースの自動バックアップにより、バックアップ手順を簡素化できる。クライアントデバイスの情報(デバイス名、IPアドレス、MACアドレスなど)を仮想デスクトップ・セッション内で利用できる。これにより、クライアントデバイスの設置場所の特定が可能になり、ロケーション固有のポリシーをデバイスに対して適用できるようになる。また、ロギングの改善、デスクトップ ウィザードの改善により、ログがわかりやすくなり、デスクトップ プールの管理を迅速に効率良く行うことができるようになったとのこと。USBにおいては、より広範なUSBデバイスをサポートする。

 統合アクセスでは、VMware View 3.1のエンドユーザーは、ディスプレイ プロトコルとしてHPRGS(Remote Graphics Software)を使用している場合、View Managerを経由して接続できるようになる。HP RGSはデスクトップのリモート接続のためのプロトコルで、標準的なグラフィック集約型の2D、3Dおよび動画系アプリケーションの利用において優れたユーザーエクスペリエンスを実現している。

 VMware Viewでは、VMware Infrastructure 3のメリットをデスクトップにも拡大し、セキュリティと可用性を保証するとともに、パーソナライズされたデスクトップ環境を構築するものだ。VMwareViewの導入により、IT部門はデスクトップを特定の物理デバイスや場所から「切り離し」、ほとんどの機器から安全にアクセスすることのできる「myView」を作成できる。これらの仮想デスクトップイメージをVMware Infrastructure 3によってデータセンター内に取り込むことにより、VMware ViewはIT管理者が数千のデスクトップを簡単、安全、かつ低い運営コストで提供、管理することを可能にする見込みだ。
《池本淳》
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