【富士通フォーラム(Vol.25)】自動化・可視化であらゆるサーバ環境を強力サポート
展示ブース「クラウド環境におけるブレードサーバ運用」では、運用支援ミドルウェアの新製品「ServerView Resource Coordinator VE」による自動リカバリ機能のデモが行われていた。デモシステムの構成は、サーバインフラ製品の目玉ともいえる最新ブレードサーバ「PRIMERGY BX900」、ストレージに「ETERNUS DX60」。BX900には、SANブートサーバ2台、クラスタサーバ2台、ローカルブートサーバ2台、予備サーバ2台、管理サーバ1台の合計9台のブレードサーバが稼働していた。
このような構成は、データセンターや企業クラウド環境において、主に可用性を重視する場合にコストと可用性の要件に応じて選択されると、プラットフォーム技術本部 プロダクトソリューション技術統括部の市村賢司氏は説明する。可用性という視点では、サーバ構成は大きくシングル構成とクラスタ構成に分けることが一般的であるがシングル構成は一般的な業務サーバの運用形態でコストが低い反面、信頼性や障害復旧などの点に難がある。クラスタ構成ならば、障害復旧も数十秒で終わるなど信頼性はかなり高くなるが、当然コストも高くなる。
BX900とResource Coordinator VEの組合せは、コスト、信頼性の面でこの中間に位置するものという。ハードウェア的には、管理サーバや予備サーバなどの導入は必要だが、管理ソフトウェアの機能をResource Coordinator VEを利用し自動復旧させる。Resource Coordinator VEは、サーバの設定、運用管理に加え、ハードウェアの故障検出やサーバリソースの再配置などもできるので、このような高可用運用のシステムや事業継続計画ソリューションでも統合管理ツールとして利用できるわけだ。
デモでは、SANブートサーバで稼働していたメールサーバに異常が発生し、ダウンしたとして、サーバ障害を自動検出し予備のサーバに制御を切り替える処理を見せてくれた。ほとんどがコンソールの管理画面上で進むので、動きはないが、確かに画面のブレードサーバの切り替えが完全自動で終了してしまった。写真では、画面左側のペインがリソースツリーとして各ブレードの構成と稼働状態などが表示されている。その右の大きなペインには、選択中のサーバの詳細情報などが表示されている。
Resource Coordinator VEは、BX900専用の管理ミドルウェアというわけではなく、その他のサーバ製品にも対応している。さらに、サポートしているOSや仮想化エンジンも主だったものはほとんど利用可能だ。Linux、Windows Server 2008、VMware、Hyper-Vが混在した環境でも、物理、仮想両方のサーバの設定、状態監視、リソースの配置などがGUIの管理画面で行える。
特に興味深かったのは、物理・仮想サーバが混在した状態で、それらを統合的に表示できるネットワークマップの機能だ。サーバの接続状況について、各種のネットワーク図を表示するツールはこれまでもいくつか存在しているが、物理的な接続だけでなく、各物理サーバ内の仮想サーバの状態、仮想スイッチとの接続までを一括して表示できるものは珍しいだろう。
サーバの集約が進むと、スイッチやケーブルのトラブルでどこまでの業務が影響を受けるかの判断は非常に難しくなる。このとき、物理サーバの内部の仮想ネットワークまでワンストップで表示されるネットワークマップは役に立ちそうだ。
注目ニュース
「富士通フォーラム2009」にて15日、富士通 ストレージシステム事業部 事業部長の有川保仁氏によるストレージ関連セミナー「投資を抑えるストレージの仮想化技術とグリーンへの取り組み」が開催された。
「富士通フォーラム2009」にて15日、富士通 プラットフォームビジネス推進本部 ビジネス企画統括部長 武居正善氏によるセミナー「クラウドを支える富士通の最新ブレードサーバ」が開催された。
「富士通フォーラム2009」で初日の14日、同社代表取締役社長の野副州旦(のぞえくにあき)氏による「富士通の変革 〜お客様のかけがえのないパートナーへ〜」と題した基調講演が行われた。
企業のマシンルームなどで、ハーフサイズくらいのラックにスライド式のコンソールのついたものを見かけることがある。「富士通フォーラム2009」の展示ブース「中堅企業向けサーバ統合の切り札」では、小型ラッ...
富士通は昨年、電子カルテソリューション「HOPE/EGMAIN-GX」を発表した。特徴はメンテナンス契約の範囲内で常に最新の機能を活用できること。
富士通は、光ファイバーによるリアルタイム超多点温度測定技術を参考出展していた。
仮想化というと大規模な業務サーバやデータセンターのサーバ統合のイメージが強いが、もっとコンパクトに実現できる仮想化環境として、PCサーバにWindows Server 2008標準の仮想化ハイパーバ...
「富士通フォーラム2009」の展示ブース「クラウド環境に欠かせない最新の仮想化技術」では、最新のブレードサーバとサーバ仮想化ソフトウェアを組み合わせた展示が行われていた。
「変革!富士通のビジネスソリューション 〜お客様のかけがえのないパートナーに〜」をテーマに、「富士通フォーラム2009」が有楽町の東京国際フォーラムで開幕した。
富士通は昨年12月に、春モデルのノートパソコンとして「FMV-BIBLO NW/C90D」を発表した。同製品についてはすでに報道しているが、特徴のひとつが水冷システムを採用している点だ。
富士通のプライベートイベント「富士通フォーラム 2009」が14日に開幕する。12日には関係者を対象に会場がオープンしたため、さっそく主なデモや展示内容を紹介していこう。
富士通は12日、新ブレードサーバ「PRIMERGY BX900」の販売を開始した。
富士通は12日、大規模ブレードサーバ「PRIMERGY BX900」およびサーバの運用管理ミドルウェア「ServerView Resource Coordinator VE」を発表した。同社担当者に...
富士通は8日、パソコンの資産管理・情報漏えい対策ソフトウェア「Systemwalker Desktopシリーズ」に、環境負荷低減を支援する新商品を追加、販売を開始した。
富士通、富士通研究所、ウィルコムは7日、法人顧客を対象に、ウィルコムのPHSネットワークを利用した新たなノートPC向けセキュリティソリューションを開発したと発表した。
特集
- ├三菱電機、分速1,000mを超える超高速エレベーター技術を開発……中国「上海中心大厦」に搭載
- ├日本TI、家畜・ペット管理向けに世界最小サイズの半二重通信RFIDを発表……ガラス封入12mm
- └パナソニック、さらに高出力化を実現した住宅用太陽光発電システムを発表
- ├【インタビュー】ものづくりの変革を目指す……富士通「PRIMERGY BX」
- ├NEC、業界初・高電圧直流給電に対応したブレードサーバ「SIGMABLADE-M(DC380V対応)」発売
- └ビジネス向けのサーバ顧客満足度トップは、富士通の「ブレードサーバ PRIMERGY BX」……イード・アワード
- ├【インタビュー】ものづくりの変革を目指す……富士通「PRIMERGY BX」
- ├富士通、4WAYラック型サーバ「PRIMERGY RX600 S6」販売開始
- └ピザハット、Webオーダーシステムを再構築……24時間予約受付、クレジット決済対応など
- ├NTT Comなど5団体、クラウド基盤技術の相互運用性を検証するタスクフォースを設立
- ├三井住友海上、クラウド利用企業向け保険を発売
- └富士通、次世代BPM製品「Interstage Business Operations Platform V12.0」発売
- ├【テクニカルレポート】ストレージのクローン機能を使ってみませんか ……Tech OnTap
- ├仮想環境下のPCI DSS対策 第1回「仮想技術に関連するリスクの評価」
- └IBM、世界共通パブリック・クラウド「Smart Business Cloud」の機能を拡張












































