日立、高密度集約を実現したクライアントブレード「FLORA bd500」を販売開始
「FLORA bd500」では、42Uラック1台あたり最大320台のクライアントモジュール(ブレードPC)を搭載可能(現行モデル「FLORA bd100」比約2.3倍)。基幹用途のサーバ開発で蓄積した実装技術を応用し、ベースユニット下部の冷却ダクト配置や背面の開口率を確保した構造で冷却効率を向上したことにより、最大40台のクライアントモジュールを5Uサイズのベースユニット1台に搭載することを可能とした。また、現行モデルでは、LANスイッチ装置を別途用意する必要があったが、「FLORA bd500」は背面にLANスイッチモジュールを内蔵しているため、ラックスペースをより有効に利用できる。
さらにインテル社の最新プロセッサーであるインテルCore 2 DuoプロセッサーP9600(2.66GHz)を採用し、現行モデル比約1.5倍の性能向上を実現した。同時に、サーバ配線技術の活用により高信頼化と高密度基板実装を実現し、現行モデルに比べ、約40%の容積を削減し小型化を図った。さらに、現行モデルと比較し、メモリ容量や内蔵ハードディスク容量も増加し、システム性能も向上させた。そのほか、電源・ファンの複数搭載により、システムの耐障害性を向上させるとともに、電源ユニット制御機能と省電力運用ソフトウェアにより、省電力化も向上させた。同社試算によれば、従業員2,000人の企業において、現行デスクトップPCによるシステムと、「FLORA bd500」を活用した「セキュアクライアントソリューション 統合型」によるシステムについて、導入後4年間のTCO(Total Cost of Ownership)を比較した場合、約30%のTCOを削減することが可能だという。
また、クライアント集約に必要となる管理サーバの要素とクライアントモジュールを1つのベースユニット(シャーシ)にパッケージ化することで、中小規模システムでのクライアント集約を簡単に構築・導入できる「オールインワンパック」をメニュー化し、2009年度第1四半期(4〜6月)中に販売を開始する予定。クライアント接続管理を行う「Citrix XenDesktop」と、ユーザー情報を一元管理するMicrosoft ActiveDirectoryを、「FLORA bd500」の1ベースユニット内にインストールし、システム設定などをするユーザー作業を代行し、提供する。
クライアントブレード「FLORA bd500」はクライアントモジュール(ブレードPC)が税込113,400円〜、ベースユニット(シャーシ)が349,650円〜。関連ソフトウェアは、クライアント統合用管理ソフトウェア「FLORA bd Link」(「FLORA bd500」対応版、CD-ROM,ライセンスなし)が10,500円〜、クライアント統合用管理ソフトウェア「FLORA bd Link」(「FLORA bd500」対応版、1ライセンス証書)が15,750円〜など。
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