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IBM、業界初の新仮想化機能を搭載したブレードサーバ「IBM BladeCenter JS23/43」を発売

2009年5月12日(火) 13時53分
IBM BladeCenter JS23の画像
IBM BladeCenter JS23
IBM BladeCenter JS43の画像
IBM BladeCenter JS43
 日本IBMは12日、メモリ容量が従来の4倍の128GBまで拡張できるPOWERプロセッサー搭載のブレードサーバ「IBM BladeCenter JS23」と「IBM BladeCenter JS43」の販売を開始した。22日より出荷を開始する。

 同時に、UNIXサーバでは業界で初めて、論理区画の稼働状況に応じて動的にメモリを割り当てるメモリの仮想化機能「Active Memory Sharing(アクティブ・メモリ・シェアリング)」を搭載した仮想化機能群「PowerVM Enterprise Edition」を発表した。「IBM BladeCenter JS23」「IBM BladeCenter JS43」ともに、新仮想化機能に対応する。

 「IBM BladeCenter JS23」は4.2GHzデュアルコアPOWER6+プロセッサーを2個搭載、従来製品(JS22)に比較して処理能力が約20%向上し、メモリ容量は従来比2倍の64GBとなる。「IBM BladeCenter JS43」はJS23の拡張モデル(ダブルワイド)で、4.2GHzデュアルコアPOWER6+プロセッサーを4個搭載、処理能力は従来より約125%向上し、メモリにおいては最大構成で4倍の容量の128GBを搭載できる。POWER6+はコアあたり最大で10の論理区画を構成できるため、JS43では80の論理区画数をサポートすることとなる。

 「Active Memory Sharing」は、業界初のメモリ仮想化機能。仮想化により分割された論理区画にあらかじめ決まった容量のメモリを割り当てるのではなく、メモリを共有化し、各区画のアプリケーションの稼働状況に応じてメモリが動的に割り当てられるようにする。これまでは、昼夜あるいは季節により稼働率が異なるアプリケーションに対して、途中でメモリを増設したり、最初から最大量のメモリを搭載しておく必要があったが、「Active Memory Sharing」により搭載メモリ容量を少なくでき、稼働率に応じたメモリ増設の必要もなくなる。この新機能は論理区画を作成する仮想化機能群「PowerVM Enterprise Edition」に、新しく追加されるとのこと。これにより「PowerVM Enterprise Edition」は、区画の筐体間移動を行う「Live Application Mobility」に加え、物理メモリ共有化の機能を備えることになる。

 「IBM BladeCenter JS23」と「IBM BladeCenter JS43」の最小構成価格はそれぞれ、1,476,825円(税込)、2,954,700円。「Active Memory Sharing」搭載の「PowerVM Enterprise Edition」の最小構成価格は、54,495円で15日より出荷開始。
《冨岡晶》
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