シマンテック、スパム接続を遮断する「Symantec Brightmail Gateway 8.0」発表

2009年4月21日(火) 17時02分
 シマンテックは21日、情報リスク管理(IRM)戦略の一環として、新しいメッセージングセキュリティプラットフォームである「Symantec Brightmail Gateway 8.0」を発表した。

 「Symantec Brightmail Gateway」は、統合型のメッセージングセキュリティソリューション。メールファイアウォール、アンチスパム、インスタントメッセージングセキュリティ、アンチウイルス、コンテンツコンプライアンスなどのセキュリティ機能を多層的に配置し、メールおよびインスタントメッセージを媒介としたさまざまな攻撃からネットワークを保護するとともに、重要な情報の漏えい防止、ネットワークインフラに対する負担の低減を実現する。

 最新版となる8.0では、あらたに送信者レピュテーション技術を導入し、組織は電子メール、インスタントメッセージ、ファイルなどの非構造化情報をこれまでより全面的に保護できるという。グローバルレピュテーション、自己学習するローカルレピュテーション、そしてコネクションクラスでの新しい管理手法を組み合わせた独自のアプローチとなっており、安全な送信者からの電子メールを優先させ、一方でスパマーからの電子メールを拒否する。この機能によりBrightmail Gatewayは、コネクションレベルで最大95%のスパマーを遮断し、安全な送信者に対してより多くのリソースを割くとともに、スパム接続を遮断する。また、シマンテックのFastPassメッセージ処理アプローチを活用して、既知の安全な送信者からの電子メールをスパムスキャン全般から迂回させ、スキャンの拡張性とスループットを向上させる。リソース優先付けには、顧客固有の送信者環境に適応したローカルレピュテーションと、Symantec Global Intelligence Networkを活用したシマンテックのスパム送信者レピュテーションデータベースを使用。データベースでは、200か国以上から収集されたデータが300人のセキュリティレスポンスチームにより分析されているとのこと。

 25の日刊紙、275以上の小規模出版物、20のネットワーク関連テレビ局、そして多数のメディア事業を所有するメディア複合企業Media General社の情報セキュリティ担当ディレクターであるマイク ミラー氏は「シマンテックの新しいメッセージングセキュリティゲートウェイを使用したことで、ネットワークをマルウェアの侵入から保護する際に推測で行う作業がなくなりました。Symantec Brightmail Gatewayでは、たとえばスパムレベルを70パーセントに設定するかまたは98パーセントに設定するかなど、保護レベルを簡単に調整できます。状況に合わせて常に変化することで、あらたに発生する脅威からネットワークを保護します」とのコメントを寄せている。Symantec Brightmail Gateway 8.0は、2009年3月より既存ユーザにはダウンロードにより提供中。国内では九州大学、立教大学、セガ、INAX、文京区などに導入されている。
《冨岡晶》
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