あっても取れない!? 有給消化日数、主要11か国で日本は最低 | RBB TODAY
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あっても取れない!? 有給消化日数、主要11か国で日本は最低

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有給休暇平均付与日数のうちの平均取得日数(取得日数/付与日数)〜エクスペディア・ジャパン調べ
  • 有給休暇平均付与日数のうちの平均取得日数(取得日数/付与日数)〜エクスペディア・ジャパン調べ
 エクスペディアジャパンは、欧米主要11か国と日本における有給休暇(休祝日、社休日を除く)の取得実態に関する調査を実施。日本人の有給取得日数は調査国中最低という結果となった。

 2009年3月から4月にかけて、男女有職者を対象に11カ国で実施されたインターネット調査によると、日本人の有給休暇の支給日数は「15日」、実際に取得した有給休暇日数は「8日」で、支給日数ではアメリカに次いでワースト2位、取得日数では7カ国で実施された昨年の調査に引き続き最下位という結果となった。支給された有給休暇をすべて取得できた人の割合はわずか8%で、他の国がすべて50%を上回っていることと比較すると極端に少なく、「有給休暇が少ない上に、休みを取らない(取れない)」という日本人の姿が浮き彫りになった。
 
 日本の結果を昨年の調査と比較すると、付与日数は昨年の15.0日から14.9日に、取得日数では昨年の8.4日から7.9日と、わずかではあるが減少傾向となっている。また、「昨年と比べて有給が取りやすくなったか」という問いには、「取りやすくなったと感じる」と回答した人が28.5%、「取りやすくなったと感じない」が71.5%で、昨年より取りにくくなったと感じている人が多かった。その理由としては「仕事が忙しくなった」が41%と最も多いものの、「解雇の不安があるため」も35%あり、「リストラで負担が増えた」「派遣切りのため人手が足りない」といった声も。景気の悪化が有給休暇取得に影響を与えていることが伺われる結果となっている。
《大木信景》
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