シスコ、データセンターの仮想化を促進するアーキテクチャ「Unified Computing System」を発表
「Cisco Unified Computing System」は、業界標準のテクノロジーを使ってサーバ、ネットワーク、ストレージアクセス、および仮想化のリソースを1つのシステムとして統合することで、エネルギー効率の向上、ITインフラストラクチャのコストや複雑性の低減、設備資産の耐用年数の延長、将来に向けたビジネスアジリティの向上を支援するもの。シスコは、データセンター内のサイロ化されたモデルを、1つの統合アーキテクチャとして結合することが可能なUnified Computingで、仮想化を実現するとしている。
「Cisco Unified Computing System」では、業界標準をベースとした統合管理を採用し、最初に配線すれば以降のプロトコル変更はコマンドで更新できる「Wire Once」対応のユニファイドファブリックと業界標準のコンピューティング プラットフォームを組み合わせた、新しいコンピューティングモデルを採用。これにより最適な仮想化、データセンターの所有コストの削減、およびダイナミック リソース プロビジョニングによるビジネス アジリティの向上を実現する。設備投資を最大20%、運用コストを最大30%削減できるとのこと。仮想マシンは数千台、物理サーバは1〜320台まで、複雑化することなく1つのシステムとして管理できる。
サーバには、次世代インテルXeonプロセッサ5500番台を採用したCisco UCS Bシリーズ ブレードが組み込まれる。ネットワークは、10ギガビット・イーサネットの低遅延なユニファイド ファブリックをサポートする。管理機能では、システム全体を1つの集合体として管理できるCisco UCS Managerにより、ストレージ、ネットワーク、コンピュータ、アプリケーションの各管理者が協力して、アプリケーションのサービスプロファイルを定義できるようになる。アプリケーションのプロビジョニングは、数分単位で実行できるようになるという。
今回の発表は、シスコのデータセンターポートフォリオを拡大するもので、Data Center 3.0戦略における重要なステップとのこと。シスコは、顧客が「Unified Computing System」アーキテクチャに速やかに移行できるよう、包括的なUnified Computingサービスを提供するとともに、IT業界の各分野のリーダー各社と連携してオープンなパートナーエコシステムを構築し、Unified Computingアーキテクチャの迅速かつスムーズな採用を支援するとしている。Cisco Unified Computing Systemおよび関連サービスは、2009年第2四半期から提供開始の予定。
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