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バスコ、モバイル端末を活用した認証ソリューション新版「DIGIPASS for Mobile 3.0」を発表

エンタープライズ モバイルBIZ
DIGIPASS for Mobile 3.0画面
  • DIGIPASS for Mobile 3.0画面
 バスコ・データ・セキュリティ・ジャパン(VASCO)は17日、スペイン・バルセロナにて開催中の「Mobile World Congress 2009」において、モバイル端末を活用した認証ソリューション「DIGIPASS for Mobile 3.0」を発表した。

 DIGIPASS for Mobileは、時刻とイベントをベースとした二要素認証と電子署名機能による、モバイル端末上で動作する認証ソリューション。OATH、AESなどの認証方式に対応し、FFIEC(米国連邦金融機関検査協議会)のガイドラインを始めとするさまざまな法規制にも準拠。サポート対象のモバイル端末は現時点で400機種を超えている。

 最新バージョンではモバイルバンキングへの対応が強化された。その他、インターネットバンキングや電子商取引でも利用可能であり、オンラインビジネスにおいて金融機関レベルのセキュリティを実現する製品だ。グラフィカルユーザインターフェイスが強化され、メニュー、メッセージ、ロゴ、色、フォントなどを採用企業各社の要件に合わせて柔軟にカスタマイズできる。さらに、中国語や日本語などのアジア言語を始めとする複数言語のサポート、ランザクション・セキュリティの大幅な強化が追加された。メニュー項目も強化され、ATM情報や携帯コンテンツなどへのリンクが組み込まれた。その他、自動アップデート機能、アウトオブバンド方式による電子署名の送信にも対応した。

 なお同社では、独自にアプリケーションを開発する金融機関やシステムインテグレータに対して、ソフトウェア開発キット(DIGIPASS API)も提供しており、ワンタイムパスワードや電子署名などのDIGIPASSの機能を各社のモバイルバンキングアプリケーションに直接連携させることを可能としている。DIGIPASS for MobileとDIGIPASS APIは、中核アプリケーションVACMAN Controller(バックマン コントローラ)のサーバ技術をベースに構築されている。
《池本淳》
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