PFU、さらに進化したパーソナルドキュメントスキャナ「ScanSnap S1500/S1500M」を発売
デスクに設置できる小型のきょう体が印象的なScanSnapシリーズは、今回の製品で12機種目。いくつかの新機能が追加されている。
まず解像度にかかわらず(A4縦・300dpiまで)毎分20枚・40面の高速読み取りを行うようになった。これは従来機(S510/S510M)と比較すると約3.3倍の速さ。業務用製品で搭載されている“超音波方式マルチフィードセンサー」を初めて採用することで実現した。また、自動解像度を搭載し、読み取りモード選択の手間が不要になっている。速度だけでなく、カラー・モノクロの判別のほかにグレースケールの自動判別・出力が追加されているため、モノクロ写真などを読み取った場合には粗さを抑え、よりきれいな出力が可能になっている。
対応する文書サイズは、標準モードでA4、A5、A6、B5、B6、はがき、名刺、レター、リーガル、カスタムサイズ(最大216×360mm、最小50.8×50.8mm)。A3キャリアシートを使用すればA3、B4、11×17インチ、写真(E版、L版、LL版)を読み取ることができる(リーガル除く)。ただし、場合によっては原稿すべてを読み取るのではなく、ある部だけを読み取りたいケースもでてくるだろう。Windows版では、インテリジェント・クロッピング機能によって、マーカー部分を切り出すことができる。読み取った文書をScanSnap Organaizer上で選択し、「マーカー切り出し」を実行すると囲った部分を自動認識して切り出しPDFに変換することができる。複数をマーカーで囲んだ場合は、切り出した部分を1枚のページにするか、部分ごとにページを作るかといった選択も可能だ。
さらに従来機(ScanSnap S510)では、読みとったものをMicrosoft Word文書やExcel文書などへ変換するクイックメニューが搭載されていた。このクイックメニューにも、名刺ファイリングOCR、PowerPoint文書に変換(Mac版はなし)、SharePointに保存(Mac版はなし)、ピクチャフォルダに保存(Mac版はなし)といった新機能が追加された。読み取り後、ポップアップしたクイックメニューのアイコンをクリックすれば、目的の文書に変換してくれる。
文書を次々にPDF化して保存していくと、目的の文書を探し出す検索機能も重要になってくる。同製品では読み取った画像をOCR処理しPDFのキーワード情報を登録、Winsdowsデスクトップサーチを利用した検索機能を使用してPDFを高速検索できる。キーワードとして設定した文字を画面上で選択して登録可能なほか、マーカー部分の文字を自動検知してOCR処理してキーワード登録できるのも有難い。そして、このように登録された文書は、振り分け条件を設定しておくことによって、キーワード情報をもとに保存先を自動的に振り分けることが可能だ。キーワードはサムネイル表示した一覧上に、透かし表示することができるので、目的の文書を素早く見つけることもできる。
今回の製品にも「楽2ライブラリ パーソナル」のセットモデルも販売されている(Windows版のみ)。同ソフトは紙資料や名刺などをバインダにとじた後、書棚に保管できるソフト。お馴染みの紙文書の管理方法をパソコン上に展開し、見た目も書棚やバインダを再現している。バージョンは5.0とアップし、表示されるバインダーの種類や形状にもバリエーションが増えたほか、検索結果表示機能や目次ページでの原稿並べ替え機能が当たらに搭載されている。この他、ビジネスマンには有難い名刺ファイリングOCRソフト「名刺ファイリングOCR」は従来通り同梱(Windows版)、Mac版には名刺管理ソフトウェア「CardMinder」が同梱されている。
「ScanSnap S1500 楽2ライブラリ パーソナル V5.0セットモデル」(Windowsモデル)の価格はオープン。PFUダイレクトでの価格は59,800円(税込み)。「楽2ライブラリ パーソナル V5.0」(Windows専用ソフト)単体での価格はオープン、PFUダイレクトでの価格は25,200円(税込み)。
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