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エルピーダメモリ、KCCSのID管理システム「GreenOffice Directory」を導入

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エルピーダメモリ全景
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 京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は6日、ID管理システム「GreenOffice Directory」をエルピーダメモリに導入したことを発表した。

 エルピーダメモリは、NEC日立メモリを前身とする国内唯一のDRAM専業メーカー。DRAM世界市場でのシェアは3位となっている。同社では部門ごとにさまざまなシステムが存在し、雇用形態も、正社員・派遣社員から出向社員・海外販社の社員と多岐にわたっており、IDの管理が複雑だった。この対策として2007年12月にID管理システム「GreenOffice Directory」の導入を決定、約7か月の導入期間を経て、2008年7月に「GreenOffice Directory」の本稼動を開始した。

 このシステム化により、社内システムを使用する従業員約5,000名のID・プロファイルの一元管理が実現し、メール、ナレッジ共有システム、Active Directoryなど主要6システムにおいて、タイムリーな退職者IDの削除、異動に伴う権限変更が可能となったとのこと。エルピーダメモリでは、今後、統合管理するシステムを拡大することで、さらなるセキュリティの強化と、管理コストの削減を実施する予定。
《冨岡晶》
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