イーモバ、HSUPAを採用し上りを最大1.4Mbpsに増速

2008年11月6日(木) 20時09分
HSUPAを用いたサービスの概要。上りは最大1.4Mbpsに増速するが料金は据え置きの画像
HSUPAを用いたサービスの概要。上りは最大1.4Mbpsに増速するが料金は据え置き
左から「D02NE」「D21WH」「D21LC」の画像
左から「D02NE」「D21WH」「D21LC」
左は上り1.4Mbps対応の「D21NE」、右は現行の上り384kbps対応のPCカード「D02NE」。D21NEは、D02NEよりも小さくなっておりPCからの出っ張りが少ないの画像
左は上り1.4Mbps対応の「D21NE」、右は現行の上り384kbps対応のPCカード「D02NE」。D21NEは、D02NEよりも小さくなっておりPCからの出っ張りが少ない
「D21WH」を挿したASUSのウルトラモバイルPC「Eee PC S101」を持つ、イー・モバイルの執行役員副社長である阿部基成氏。家電量販店ではイー・モバイルの端末とウルトラモバイルPCのセット販売が盛んに行われており、今後も積極的にすすめていく方針だの画像
「D21WH」を挿したASUSのウルトラモバイルPC「Eee PC S101」を持つ、イー・モバイルの執行役員副社長である阿部基成氏。家電量販店ではイー・モバイルの端末とウルトラモバイルPCのセット販売が盛んに行われており、今後も積極的にすすめていく方針だ
HSUPAによる上りの高速化で得られるメリット。動画の共有、オンラインストレージ、添付ライフの大きいメールの送信、ブログの更新、インスタントメッセンジャーによるTV電話などが快適に行えるとするの画像
HSUPAによる上りの高速化で得られるメリット。動画の共有、オンラインストレージ、添付ライフの大きいメールの送信、ブログの更新、インスタントメッセンジャーによるTV電話などが快適に行えるとする
速度測定の結果。上りの実効速度は1.06Mbpsとなっているの画像
速度測定の結果。上りの実効速度は1.06Mbpsとなっている
E.T.(H12HW)の概要。ディスプレイは2.2インチで解像度はQVGA、カメラは200万画素、Bluetoothに対応。BluetoothやUSBケーブルでPCと接続してデータ通信をしながら、通話も同時にできるの画像
E.T.(H12HW)の概要。ディスプレイは2.2インチで解像度はQVGA、カメラは200万画素、Bluetoothに対応。BluetoothやUSBケーブルでPCと接続してデータ通信をしながら、通話も同時にできる
E.T.(H12HW)。大きさは46.7×106.8×14.3mmと小型。しかし、キーが波形のため押しやすいの画像
E.T.(H12HW)。大きさは46.7×106.8×14.3mmと小型。しかし、キーが波形のため押しやすい
H11LCの概要。「通話もできるデータ端末」という位置づけ。microSDHCスロットもあり、MP3が再生できるの画像
H11LCの概要。「通話もできるデータ端末」という位置づけ。microSDHCスロットもあり、MP3が再生できる
H11LC。再生や停止ボタンを独立させミュージックプレイヤーの操作がしやすくなっている。また、右側面にはダイヤルが付いているの画像
H11LC。再生や停止ボタンを独立させミュージックプレイヤーの操作がしやすくなっている。また、右側面にはダイヤルが付いている
 イー・モバイルは6日、モバイルデータ通信サービス「EMモバイルブロードバンド」において上りの通信速度を現行の最大384kbpsから1.4Mbpsに増速すると発表した。「HSUPA」を採用し実現したもので、20日から開始する。料金プランはこれまでと同様で、下りもこれまで通り最大7.2Mbpsとなる。

 それに伴い対応端末として、USBメモリ型の「D21HW」(11月20日発売)と「D21LC」(11月20日発売)、PCカード型の「D21NE」(12月上旬発売)を販売する。

 D21WHはUSB端子が回転し本体に収納できるタイプ。D21LCは、現行の「D12LC」と比べると上り速度以外の仕様やデザインは同じ。D21NEは、現行の「D02NE」よりも小型化されPCからの出っ張りが小さくなっている。価格は3モデルとも、ベーシックの場合は36,980円、新にねんの場合は12,980円。

 HSUPA対応エリアは具体的な地域は示さなかったが、イー・モバイルの人口カバー率は今のところ85%で、開始当初はそのうち都市部を中心に40%程度をカバーする計画だ。さらに、今年度中にすべてのエリアに広げる予定。イー・モバイルの執行役員副社長である阿部基成氏は「将来的には上りがさらに速くなるというロードマップはあるが、まずは1.4Mbpsから始める」としている。

 「メールの送信や写真のアップロードもすぐに終わるし、外出先でもオンラインストレージが使いやすくなる」と上りの増速による利便性の向上をアピールした。

 上りの増速とは別に、通話端末として「E.T.(H12HW)」と「H11LC」の2モデルも発表した。

 E.Tは海外での利用を想定した端末。国際ローミングが利用でき、HSDPA(1.7GHz)のほか、GSM(900、1,800、1,900MHz)も対応している。端末のメニューや文字入力は、日本語と英語のほか、中国語(簡体中文、繁體中文)に対応する。発売は12月で、価格はベーシックの場合は33,980円、新にねんの場合は9,980円。

 H11LCは、「PCと一緒に持ち歩く端末なのでとにかく小さくしたかった。通話ができるモデムという位置づけ」という端末。大きさは36.7×17.2×91.7mmで、重さは57gと、非常に小型で軽量。ディスプレイは1.1型で、Webの閲覧やメールは利用できない。電話帳の機能があるが、H11LC単体では漢字の入力ができないため、PCに接続して編集する。そのほかに、microSDHCスロットにより、ミュージックプレイヤーとしても利用できる。また、Webやメールが利用できないため、子供用の端末としても需要があると見ている。発売は2009年1月から2月で、価格は新にねんの場合は5,980円。
《安達崇徳》
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