日本CA、アプリケーション性能管理製品群「CA Wily APM」を発表

2008年10月22日(水) 21時40分
ITの課題の画像
ITの課題
CA Wily APMの構成と役割の画像
CA Wily APMの構成と役割
ワイリー・テクノロジー営業本部本部長の脇本亜紀氏の画像
ワイリー・テクノロジー営業本部本部長の脇本亜紀氏
 日本CAは22日、アプリケーション性能管理製品群「CA Wily Application Performance Management」(以下、CA Wily APM)の最新版を発表、都内で記者会見を開催した。

 今回、日本市場に投入されるCA Wily APMは、「CA Wily Introscope 8」と「CA Wily Customer Experience Manager (CEM) 4.2」で、「CA Wily Customer Experience Manager (CEM) 4.2」は日本市場初となる。「CA Wily Introscope 8」は、いわゆるITインフラを監視する製品で、Java、.NETによるウェブアプリケーション、アプリケーションサーバなどを常時監視する。これに対して「CA Wily Customer Experience Manager (CEM) 4.2」は、エンドユーザーの体感パフォーマンスなどサービス監視を担うもので、トランザクションやウェブサービスの動きをリアルタイムに分析し、レポートする。これら2つの製品は連携することが可能だ。同製品の特徴としては、オーバーヘッドが低いという点、疑似トランザクションではなくリアルなトランザクションを監視、ソースコードの変更が不要などが挙げられる。

 ワイリー・テクノロジー営業本部本部長の脇本亜紀氏は、「(CAでは)今後すべてのビジネスアプリケーションはウェブアプリになると予測しており、可用性をどのように保証していくかが重要。しかし、ここの部分は、業界で軽んじされてきた部分でもある。本番環境の運用を常時監視し予兆を検知した上で、例えば認証が遅いのか、バックエンドの応答が遅いのかなど問題の切り分けが重要になってくる」と話した。販売ターゲットはオンラインバンキングや受発注の基幹システムなどミッションクリティカルな分野となり、JP1、WebSAM、Systemwalkerを補完するものとして提案していくとしている。なお、CEMはカスタマーエクスペアリエンスがいかに収益に影響していくかを訴求していく。

 Introscopeは北米市場での成長が著しく年々倍の成長を遂げているという。6年前はトラブルシューティングなど、いわゆる火消しツールとしてみられていたが、本番環境にけるトラブルを防ぐ予兆検知のツールとして見なされるようになり、標準インフラのひとつとして全社的に採用される段階に入ってきているという。また、近年のサーバーの仮想化の進展を振り返りながら、どの物理サーバで問題が起きているかを把握するのが困難になってくること、SOAの導入状況などが、両製品の企業導入に追い風となるだろうと予測した。

 事例としては、米Alltel社と豪カンタス航空が紹介された。米Alltel社は35州に1200万人の顧客を抱える無線電話サービス提供事業社で、選択された番号には無制限の電話が可能(無料)という通話プラン「My Circle」を提供していた。その番号を顧客はウェブインターフェイスで変更可能だが、このサービスはバックエンドのシステムすべてと連携して稼働しなければいけないので、システムにはかなり負荷がかかる。同社は、このサービスでレベニューを伸ばすことができたが、当初は顧客が番号を入力してサブミットボタンを押しても反映されないなどのシステムトラブルが発生し、どこに問題があるのか分からない状態が起きた。そこでCEMを採用して問題を特定し、主な収入源となっているアプリケーションの月あたりのトランザクション量を400%向上させ、7200万件のトランザクションの監視に成功したという。豪カンタス航空は、売上げの多くがインターネット経由での販売によるもので、ピーク時の使いやすさが求められていた。ここではサーバ側の監視としてIntroscopeを導入、アプリケーションを常時監視してトラブルの事前の予知と問題の最短時間での解決を可能にした。さらにピーク時のロードバランシングに役立てることができたという。

 また会見では、ワイリー・テクノロジー営業本部テクニカル・ソリューションズディレクターの駒林一彦氏が実際のデモを行った。以下では、そのようすをビデオで紹介する。


<a href='http://eyevio.jp/movie/184282'><img src='http://eyevio.jp/_images/f/fd/fd141a39a3d5dd4e631ab023506a3616/184282/ewhigbpqfupbdtdxzobb_w1.jpg' />日本CA、アプリケーション性能管理製品群「CA Wily APM」を発表</a>



<a href='http://eyevio.jp/movie/184329'><img src='http://eyevio.jp/_images/f/fd/fd141a39a3d5dd4e631ab023506a3616/184329/lmmkkprmjpkzgslexzii_w1.jpg' />日本CA、ITインフラで問題を検知する「CA Wily APM」を発表</a>
《RBB TODAY》
注目の情報[PR]

注目ニュース

日本CA、日本市場に対しては“選択と集中”で攻める——中期経営戦略説明会

 日本CAは30日、中期経営戦略説明会を本社で開催した。具体的な内容として挙げられたのが、事業分野の“選択と集中”だ。

【ビデオニュース】「CA Identity Manager r12」新機能解説

 日本CAは11日、ユーザーIDを一元管理する新版「CA Identity Manager r12」について記者発表を行った。

日本CA、ユーザーIDを一元管理する新版「CA Identity Manager r12」

 日本CAマーケティング部フィールドマーケティングマネージャーの金子以澄氏は、これらのIDを一元管理していくのがCAの「Identity Manager」であると話しはじめた。

「今後はリスク管理の自動化が必要になっていく」——米CA・デイビッド・アーバイタル氏

 日本CAは11日、「CA Identity and Access Management r12」(以下、CA IAM r12)を発表した。同製品はアクセス管理、権限の委譲管理、フェデレーション、レポ...

【ビデオニュース】日本CA、、バックアップ・ソリューション「CA ARCserve Backup r12」

 日本CAは8日、バックアップ・ソリューション「CA ARCserve Backup r12」についての記者発表を本社で開催した。

日本CAがバックアップ・ソリューションの最新版!ストレージ営業部も新設

 日本CAは8日、バックアップ・ソリューション「CA ARCserve Backup r12」についての記者発表を本社で開催した。

日本CA、一元管理/暗号化機能が強化されたバックアップ製品「CA ARCserve Backup r12」

 日本CAは8日、バックアップ・ソリューション「CA ARCserve Backup r12」を発表した。価格は最小構成で15万円から(税別)。出荷は5月下旬より開始される。

パスワード入力を指静脈認証に代替——日立と日本CA「セキュアシングルサインオンシステム」

 日立製作所と日本CAは、企業内におけるさまざまな情報システムを利用する際に必要なパスワード入力を指静脈認証に代替できる「セキュアシングルサインオンシステム」を共同で開発し、18日より提供を開始した。

ソフトバンクBBと日本CA、2経路複合認証とシングル・サインオン機能を備えたWeb認証基盤製品

 ソフトバンクBBと日本CAは29日、Web認証基盤ソリューションを共同で提供・プロモーションすることで合意した。

CA、ネットワーク・パフォーマンス管理ソリューションの最新版「CA eHealth r6」を発表

 日本CAは30日に、ネットワーク・パフォーマンス管理ソリューションの最新版「CA eHealth r6」を発表、出荷を開始した。

CA、システム管理ソリューション「CA Unicenter Network and Systems Management r11.1」

 日本CAは12日、システム管理ソリューション「CA Unicenter Network and Systems Management r11.1」を発売した。出荷は即日開始される。価格は個別相談。

 日本CAは29日、資産の所有・所在情報を管理することにより、最適なITサービスの提供を支援する構成管理ソリューション「CA Client Management Solutions」、および「Unic...

日本CA、「企業資産としてのビジネスデータを守りきれるか」をテーマに新製品発表会

日本CAは15日、包括的な継続的データ保護(CDP=Continuous Data Protection)ソリューション「CA ARCserve Replication」シリーズを発表した。

CA、イベント単位での複製が可能なデータ保護ソリューションを発表

 日本CAは15日、継続的データ保護(CDP:Continuous Data Protection)ソリューション「CA ARCserve Replication」シリーズを発表した。出荷は2007年...

日本CA、製品のサブブランド名を取りやめ、すべてを「CA」ブランドに統一

 日本CAは26日、従来の製品サブ・ブランドを廃止し、今後12か月から18か月の間に「CA」ブランドへと統一していくと発表した。

 日本CAは19日、企業向けのWebアプリケーションにて、ユーザ認証とアクセス制御を一括して管理するソリューション「eTrust SiteMinder r6.0 SP5」を発表し、本日から出荷を開始し...

Vistaのセキュリティ強化は業界全体の協力が必要 -マイクロソフト ジェイ・ジェイミソン氏

 マイクロソフトは21日、Windows Vistaでのセキュリティへの取り組みの状況を説明するプレス・ラウンド・テーブルを開催した。ここでは、Windows Vistaでは業界一丸となってセキュリテ...

eTrustシリーズ刷新「CA インターネット セキュリティ スイート 2007」が発売開始

 日本CAは4日、「CA 2007インターネット セキュリティ スイート 2007」を発表した。これまで、「eTrustシリーズ」との名称だった個人・SOHO向け総合セキュリティ対策ソフトの最新版とな...

日本CA、職務権限に応じたアクセス権が付与できるアクセス管理ソリューション

 日本CAは9月25日、同社のアクセス管理ソリューションの最新バージョン「eTrust Access Controll r8.0 SP1」(以下eTrust Access Controll)を発売する...

RSS

特集・連載

ブロードバンド/無線LANスポット検索

ブロードバンド検索
-

ピックアップフォト