NTT、光学分散補償無しで13.4Tbpsを3,600km伝送可能な光ファイバ通信に成功
発表によると、同伝送実験では1チャネルあたり100Gbpsの信号を134チャネル分多重した通信が使われた。具体的には、無線通信技術に使われている直交周波数多重変復調技術を光通信に応用し、送信信号に2つのサブキャリアから構成される光OFDM信号を用いている。また、伝送中に生じる信号光の波形歪みを補償するために、受信部に無線通信技術に使われているデジタルコヒーレント技術を応用している。
これにより、10Tbps以上の大容量光伝送において、低雑音光増幅中継技術を用いて伝送距離を世界最長となる3,600kmにまで拡大するとともに、チャネル容量111Gb/sの信号を50GHz間隔で134チャネル高密度波長多重して13.4Tb/sとし、容量距離積を世界最高となる48.2Pb/kmとした。なお、周波数利用効率は2bit/s/Hzとなっている。
今後は、100Gbps級高速シリアル長距離伝送技術を実用化するほか、経済的、かつ高品質な10Tbps級大容量長距離バックボーンネットワークの実現を目指すとしている。
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