【HP PRESS EVENT HONGKONG】薄型ノート「Voodoo Envy」発売はタイミングが問題?
——今後の戦略について聞きたい
日本ではそうでもないかもしれないが、HPはアジアパシフィック、ワールドワイドでもNo.1のポジションにある。ノートブックではさらにそのようなポジションを維持していきたいと思っている。そのために、様々なセグメントをこれまでと違った形で見ていく必要がある。コマーシャル、コンシューマ、ホームといった形だけではなく、新しい見方としては女性、ヤングファミリー、若者といったところを見ながら、カバレッジを広く出すが必要があるのだ。
——今回のプレゼンテーションを見ていると、女性を意識しているイメージが強い。しかし実際にノートPCを見てみるとメタリック感が目立っているようにも思える
「HP Vivienne Tam Special Edition」は特別な製品だ。女性というのはサブセグメントとして重要ではあるが、全製品に反映させるわけではない。一方で、ゲーミングというのもひとつのサブセグメントだ。これは若者がターゲットになる。EAとのコラボを紹介したが、これは男性ばかりではなく女性もターゲットになる。ここにある「HP Elitebook」はサブセグメントではなく、コマーシャル向けになる。
——ミニノートの市場について聞きたい。今、日本ではASUSTek、MSI、エイサーといったメーカーがミニノートを出しているが、HPの製品が品切れになっている間にマーケットを広げている。オンラインだけでいいのか?
ミニノートはリテールでも販売している。確かに日本でのリテールのカバレッジは小さく、厳選されたところでしか売っていないという事情がある。オンラインはそれを補完するために使っているのだ。ミニノートがそれだけ評判がいいということは喜ばしいことだが、今後はストックがなくならないようにやっていきたいと思っている。今月からは在庫問題はなくなると思う。
——HPの製品は日写の技術をうたっているが、そこは実際に差別化になっているのか?
「HP Imprintテクノロジ」については、HPがはじめてノートブックに採用したということで差別化を図っている点だ。競合も違った形でImprintを採用するということがあるが、現段階ではHPのものがベストなものであると考えている。Imprintは日本の業者に依頼しているもで、非常に日本の役割が大きい。コンセプトやテクノロジーに関してもそうだし、禅のアートを使っている。ペイント自体も日本のペインターが製作している。HPはグローバルな企業だが、“アジア”といったところを製品にかなり反映している。中国のデザイナーであるヴィヴィアン タムを使ったのもそうだ。インドや台湾にもデザインセンターがある。
——米国とアジア、日本ではノートに求めるものが大きく違うのではないかと思うが、HPとしてはどういう印象を持っているか?また、日本市場ではどこを強く訴求していきたいのか?
幅広く見てみると、アメリカは大きなものがうける傾向にある。日本やアジア地域ではテクノロジーの採用スピードが速く、小さい、軽い、薄いといったものが非常にうける。また、アジアはカラーや様々なパターンといったものが好まれるが、アメリカでは白、黒が好まれる。日本のコンシューマ市場は非常に洗練されているリーダー的な存在で、コンシューマエレクトロニクスが非常に進んでいる。ここで成功を収めるためには家具や写真(カメラ)など成功している部分に追随しながら、戦略的にやっていくというのがカギだ。
——米国で「Voodoo Envy 133」が発売されているが、アジア地域で発売されないのは何故なのか?
ボリュームがまだ十分ではなく、(現段階では)ビジネスにならない。今、タイミングを練っているところだ
——では、(アジア地域での販売の)可能性はあるということか?
今はボリュームがないとしか言えない
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