NEC、ユニシスと共同開発のハイエンドサーバを発表

2008年9月16日(火) 22時40分
NEC 執行役員常務 伊藤行雄氏の画像
NEC 執行役員常務 伊藤行雄氏
米国ユニシス社 バイスプレジデント&ゼネラルマネージャ ハワード・F・リー氏の画像
米国ユニシス社 バイスプレジデント&ゼネラルマネージャ ハワード・F・リー氏
Express5800/A1160の概観の画像
Express5800/A1160の概観
Express5800/A1160の前面の画像
Express5800/A1160の前面
Express5800/A1160の背面の画像
Express5800/A1160の背面
Express5800/A1160の特長。このほか、仮想化基盤として「VMware ESX」「Hyper-V」「Citrix XenServer」に対応し、パーティショニング機能による分割利用が可能といった特長ももつの画像
Express5800/A1160の特長。このほか、仮想化基盤として「VMware ESX」「Hyper-V」「Citrix XenServer」に対応し、パーティショニング機能による分割利用が可能といった特長ももつ
Express5800/A1160の特長。このほか、仮想化基盤として「VMware ESX」「Hyper-V」「Citrix XenServer」に対応し、パーティショニング機能による分割利用が可能といった特長ももつの画像
Express5800/A1160の特長。このほか、仮想化基盤として「VMware ESX」「Hyper-V」「Citrix XenServer」に対応し、パーティショニング機能による分割利用が可能といった特長ももつ
Express5800/A1160の特長。このほか、仮想化基盤として「VMware ESX」「Hyper-V」「Citrix XenServer」に対応し、パーティショニング機能による分割利用が可能といった特長ももつの画像
Express5800/A1160の特長。このほか、仮想化基盤として「VMware ESX」「Hyper-V」「Citrix XenServer」に対応し、パーティショニング機能による分割利用が可能といった特長ももつ
LinuxサービスセットMCの特長の画像
LinuxサービスセットMCの特長
Express5800/A1160のリソース管理のデモ。性能グラフの赤色がリソース管理が行われているパーティション、青色が行われていないパーティションの性能を示す。バックアップジョブを走らせても、赤色のパーティションは性能が安定しているの画像
Express5800/A1160のリソース管理のデモ。性能グラフの赤色がリソース管理が行われているパーティション、青色が行われていないパーティションの性能を示す。バックアップジョブを走らせても、赤色のパーティションは性能が安定している
Express5800/A1160のリソース管理のデモ。性能グラフの赤色がリソース管理が行われているパーティション、青色が行われていないパーティションの性能を示す。バックアップジョブを走らせても、赤色のパーティションは性能が安定しているの画像
Express5800/A1160のリソース管理のデモ。性能グラフの赤色がリソース管理が行われているパーティション、青色が行われていないパーティションの性能を示す。バックアップジョブを走らせても、赤色のパーティションは性能が安定している
NECのデータセンター向けIAサーバ製品戦略の画像
NECのデータセンター向けIAサーバ製品戦略
 日本電気(NEC)は16日、ユニシスとの共同開発によるハイエンドサーバ「Express5800/スケーラブルHAサーバ」の発売を発表した。

 「Express5800/スケーラブルHAサーバ」は、最新の6コアプロセッサ「インテルXeonプロセッサ7400番台」を採用。ビルディングブロック構造により、最大16プロセッサ/96コアまで4つのボックスをシームレスに拡張できる。また、メインフレームクラスの高信頼性/可用性機能を実現するために、主要コンポーネントの二重化/冗長化、独自チップセットによるデータのECC保護、メモリRAS機能の網羅的装備といった機能を充実。故障箇所の特定から通報までを迅速かつ的確に行う機能を搭載し、ラックからボックスを引き出さずに全FRUを交換できる設計にもなっている。さらに、柔軟なシステム構成を実現するために、ボックス単位のパーティショニングや、Webコンソールからのパーティション構成変更といった機能も備えている。

 スケーラブルHAサーバのモデルは、4Uに4プロセッサ/24コアを搭載した「Express5800/A1040」と、最大16プロセッサ/96コアまでの拡張可能な「Express5800/A1160」の2製品。それぞれの希望小売価格(税別)は、407万6千円から、427万6千円からで、出荷開始は11月28日の予定だ。

 あわせて、本製品に対応した高可用Linuxプラットフォーム「LinuxサービスセットMC」を新規に製品化。従来はシステムインテグレーションとサポートサービスでシステム構築の強化を図ってきたが、同製品により、サーバベンダーの強みであるハードウェアとソフトウェアで強化するのが狙い。障害検出・ログ収集機能を大幅に強化したほか、性能分析ツールやリソース管理機能などにより、メインフレームやUNIXサーバに匹敵する可用性と運用性を実現しているという。記者発表会で行われたデモでは、リソース管理によりCPUを論理分割することにより、バックアップジョブを走らせている最中も業務トランザクション処理の性能が安定している様子が紹介された。

 NECがこれまで市場投入してきたデータセンター向けIAサーバ製品は、主にサーバの台数を増やすことで性能を向上させる“スケールアウト”なシステムを意識したラインアップであった。今回のスケーラブルHAサーバは、機能の強化による性能向上を図る“スケールアップ”のニーズにも応える製品として市場投入される。

 今回のスケーラブルHAサーバは、3年前に発表したユニシスとのグローバル協業の成果の第一弾として製品化されたもの。両社は今後、この共同開発した共通プラットフォーム上に独自のサーバ管理やソリューションをそれぞれ製品化していく。生産は、ユニシスの市場も含めてNECがすべて担当。NECは同一生産ラインで両社ブランド製品を扱うことで生産の効率化を図り、現在のNECコンピュータテクノ(甲府)のみの生産体制を、来年には北米にも拡大したい構え。

 同製品の記者発表会で登壇したNEC 執行役員常務 伊藤行雄氏は、3年間の協業の成果として「言語が違う、時差がある、といった状況下で、両社の開発部隊が非常に密にコンタクトし合いながら、製品化を実現できた。これで両社の協業の枠組みが完成した」と語った。また、同席した米国ユニシスのバイスプレジデント&ゼネラルマネージャ ハワード・F・リー氏も、今回の協業が両社のシームレスな関係により実現できたことを強調。ユニシスでは、同日発表したハイエンドサーバ「ES7000シリーズ モデル 7600R」にこの共通プラットフォームを採用しており、来年からはメインフレームでも一部の製品で採用するなど、両社ともに後続製品の開発・生産・供給で今回の協業の枠組みをさらに強化していく。
《柏木由美子》
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