ソフォス、2008年7月のコンピュータウイルス・トップ10を発表〜添付ファイルで拡大するマルウェアが流行

2008年8月22日(金) 19時26分
 ソフォスは22日、「SophosLabs(ソフォス ラボ)」による2008年7月度のコンピュータウイルス状況をまとめた「メールウイルストップ10」調査結果を発表した。SophosLabsは世界4か所でウイルス/スパムなど脅威の解析を行っている。

 同調査によれば、2008年7月度は、信用度の高い伝票情報を装って添付のマルウェアファイルを開かせる悪質なメールウイルスが多数出現したとしている。7月度に確認されたメールウイルスのトップは「Troj/Agent」で15.3%で、以下「W32/Netsky」13.3%、「Troj/Invo」12.4%となっているが、第3位にランクされたTroy/Invo、第9位のTroy/Spy、第10位のMal/Spy(Troy/Spyと同様の悪質な振る舞いをするマルウェア)がこれらの手法をもちいたメールウイルスとのこと。

 これらのメールウイルスは当初、請求書を装う形で悪質なファイルが添付されており、後に手法を変えて、大手宅配サービス会社UPSの荷物トラッキング情報(配達状況を確認するための情報)に偽装したファイルとしても、多数配信されている。なお今回はランキング外だが、2007年1月に爆発的な流行を見せたトロイの木馬であるTroy/Dorfも、アメリカ独立記念日(7月4日)に関するコンテンツを装った形で今月、あらためて確認されたとのこと。

 なおSQLインジェクション攻撃も衰えを見せず、数多くの有名なサイトが被害にあっているという。ソフォスは7月に、2008年1〜6月のセキュリティ脅威傾向をまとめた『ソフォス セキュリティ脅威レポート 2008年上半期』を発表しており、偽ウイルス情報を含むコンピュータの安全対策ガイドラインについても情報を公開している。
《冨岡晶》
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