4日、NTT東日本、NTT西日本は、それぞれが提供しているひかり電話対応ルータ、光電話対応VoIPアダプタの一部において、約8か月間連続して利用すると、発着信ができなくなるという。発信者は、受話器を上げても発信音が鳴らず無音状態となり、着信については発信側からは通話中の状態となる。つまり、電源を入れっぱなしでおよそ8か月(249日)経過すると、ひかり電話が使えなくなるというトラブルだ。249日以内に、電源アダプタの抜き差しやソフトウェアのバージョンアップなどを行うと、その時点から再び起算される。 当面の暫定的な対処方法は、上記不具合が確認されたら、電源アダプタの抜き差し(再投入までは30秒以上あける)を行う。この不具合に対処した新しいソフトウェアは8月7日を目処に提供予定としている。対応ソフトウェアが準備できたら、各社ホームページなどで告知され、受話器を持ち上げたときに「ピーピーピーピー」というバージョンアップお知らせ音も聞こえるようになるという。 不具合が発生する機器名称、確認方法は以下の図表、もしくはNTT東西のホームページを参照してほしい。対象となる機器はNTT東西合計でおよそ126万台。問い合わせ先は以下のとおりNTT東日本エリア(新潟、長野、山梨、神奈川以東の17都道県)0120-805336(携帯、PHS可)受付時間:9:00〜21:00(土日、祝日を含む)NTT西日本エリア(富山、岐阜、静岡以西の30府県)0120-880949(携帯、PHS可)受付時間:9:00〜21:00(土日、祝日を含む)