pixiv、月間2億ページビュー突破——そのトラフィックパターン解析
pixivの開発者ブログには、そのアクセス解析についての記述がある。その内容をピックアップしてみよう。グラフはGoogle Analyticsの分析画面だが、セッション数で577万以上、ページビューが204,824,617、平均ページビューが34.27枚という数字だ。5月の時点のアクセス解析データと比較すると、セッション数で200万以上、ページビューで8,000万以上増加しているという。平均滞在時間が12分となっているが、これは1本あたり数分視聴する動画コンテンツとは異なり、眺めるだけのイラストと考えれば短いとはいえないだろう。
トラフィックパターンについては、ノーリファラーが18.35%、参照サイトが45.48%、検索エンジンからが36.16%となっている。参照サイトで目立つのはmixiだそうだ。参照サイトの総数は9,500件以上という。検索エンジンはGoogleからのトラフィックがおよそ70%、Yahoo!からが27%と、その差は圧倒的だが、Yahoo!からのトラフィックも増えているとのことだ。
海外からのトラフィックも全体の4%あるそうだ。海外へのPRや告知はいっさい行っていないそうだが、これも増えているという。海外からは128か国のアクセスがあるといい、なぜかアンゴラ共和国からのアクセスは平均ページビューが64.29、平均サイト滞在時間が1:09:15を記録した。
トラフィックについてみると、ノーリファラーが全体の18.35%。断定はできないが、アクティブなユーザーはダイレクトにアクセスするものと想定するなら、22万のほとんどがアクティブユーザーという可能性もありそうだ。参照サイトや検索エンジンからの流入が多いというのは、固定的なユーザーだけでなく幅広い層にリーチしていることがうかがえる。pixiv自体は、コミュニティメンバーによって構成されているが、そのコンテンツとサイトはすでに一大メディアになっているのかもしれない。
なお、アンゴラ共和国は1990年代は内戦が続く紛争国だったが、2002年にほぼ内戦が収束し、石油やダイヤモンドなどの資源をもとに復興の最中の国だ。人口は1,119万人。そのうちインターネット人口は6万人(2000年)という統計がある。現在はもう少し増えていると思われる。また、アフリカ諸国にありがちな固定電話より携帯電話の普及が進んでいるという。平均ページビューが64ページ、滞在時間が1時間というのは、かなり少数のマニアによる数値と思われるが、長い内戦のあと、このようなユーザー層の出現を復興のひとつの指標としてみると興味深い。
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