人員不足なのに今年の平均採用コストは昨年の6割減!〜イーキャリアプラス調べ
それによると2008年度の企業の採用活動は、2007年度と比較して消極化していることが明らかになった。今年度の平均採用コストは、昨年の3298万円(新卒:1322万円 第二新卒:882万円 中途:1094万円)から、6割減となる、1439万円(新卒:663万円 第二新卒:253万円 中途:523万円)に大幅ダウン。特に第二新卒採用のコストが抑えられていることが判明した。今後の採用計画についても、「あまり積極的な採用は考えていない」16.2%、「採用はするが採用数は減らしていく」 8.8%、「採用の予定はない」10.3%と、ほぼ3人に1人の担当者が消極的な姿勢を示した。
ただし、インターネット関連業界については1940万円(新卒:754万円 第二新卒:497万円 中途:682万円)と平均よりは上の水準を示している。とくに人材の流動が激しいIT業界では、なかなか採用コストを下げたくても下げられない、といった事情もあるからだろう。
また、年収提示額については、大卒5年目の営業職(インターネット関連:62.3万円増加、非インターネット関連:13.1万円増加)、エンジニア職(インターネット関連:132.9万円増加、非インターネット関連:22.2万円増加)、クリエイティブ職(インターネット関連:103.9万円増加,非インターネット関連:12.7万円増加)への年収提示額が、インターネット業界ではその他の業種と比較し、大きな伸びを示している。
これらの結果より、2008年度は新規採用より人材定着を重視し、採用にコストをかけるよりも年収の提示金額を上げることで、人材の流出を抑えようとする傾向が現われたと言える。実際、人員過不足に関する設問では、「不足している」14.3%、「やや不足している」50.5%と、あわせて64.8%の担当者が人員不足を感じており、コストを抑えながらも必要な人員を確保しなければならない、採用活動の厳しい現状が読み取れる。
なお、採用担当者が選ぶ中途採用したいタレントには、元インストラクターの経歴も持つ芸人「エド・はるみ」が1位に選ばれた。コミュニケーション能力に長けた明るいキャラクターや、礼儀やマナーを身に付けた振舞いが採用担当者に支持された、と同報告書では結んでいる。
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