日立、サーバ装置内の通信性能を向上させる送受信回路技術を開発〜低雑音設計により従来比20%の省電力化
大容量化、高速化が要求されるデータ通信において、ボトルネックとなっているサーバ装置内の通信性能を向上させると同時に、サーバやストレージ、通信機器などに適用することで、大幅な省電力化を実現するのが狙い。
サーバ装置内のデータ通信は、装置の筐体内にあるバックプレーンと呼ばれるスロット、コネクタが付けられたプリント回路基板を介して行われるが、信号が伝送される距離(通常20〜80cm)が長くなるほど、バックプレーン上を流れるデータ信号波形の歪みが大きくなり、正しい信号が送れなくなる。この問題を解決するため、さまざまな方法が考え出されているが、今回、日立は、クロック生成回路と受信クロック抽出回路の最適化設計により、クロック信号のタイミングの変動を抑制することでDFEなどの複雑な信号処理技術を使わずに、8Gb/sまで通信速度を向上させた。また、160mW/レーンの省電力設計により、テストチップ上にデータ送受信回路を21レーン搭載することに成功した。
日立はすでに、通信速度5Gb/sのデータ送受信回路を情報・通信装置用LSIに採用・製品化しているが、今回の技術は、消費電力を20%低減できるという。今後、次世代のターゲットである8Gb/s通信において、大容量化や高速化に伴う消費電力増大などの課題を解決し、1〜2年後の実用化をめざすとのこと。
なお、本開発の技術的詳細は、18日から米国・ホノルル市で開催された半導体集積回路に関する国際会議「2008 Symposium on VLSI Circuits」にて発表されている。
注目ニュース
日立製作所は26日、コンテンツアーカイブ専用ストレージ「Hitachi Content Archive Platform」において、ソリューションサービスのメニューを拡充、「WISE Audit(ワ...
日立マクセルは23日、ハウジング部をスワロフスキークリスタルで彩ったカナル型イヤホン「HP-CN11」を発表した。カラーはシルクパール/ローズ/オリエントブルーなど10色を用意。価格はオープンで、予...
日立製作所と東京大学生産技術研究所の桜井貴康教授は20日、スーパーコンピュータに搭載されたプロセッサをきめ細やかに制御することで、プロセッサを集積したLSIの省電力化を実現できる技術を共同開発したこ...
日立ビジネスソリューションは16日、同社のセキュア・データ・ソリューションソフトウェア「モバイル割符2.0」シリーズにおいて、「割符ランチャーセット」を追加した。
SBモバイル他7社は共同で、「NFC」(Near Field Communication=近距離無線通信)技術を搭載した携帯電話(NFCケータイ)によるフィールド実証実験を、16日から開始する。
総合人材サービスのインテリジェンスが運営する転職サービス「DODA(デューダ)」は16日に、「DODA転職人気企業ランキング2008」を発表した。
インターネットイニシアティブとアイアイジェイテクノロジーは13日、セキュリティオペレーション事業者8社と共同で日本セキュリティオペレーション事業者協議会(ISOG-J)を発足させた。
ウォルト・ディズニー・ジャパン、シャープ、ソニー、松下電器など計27社は10日、「デジタル・エンターテイメント・グループ・ジャパン」(DEGジャパン)の設立総会を開催し、活動を開始した。
日立製作所は9日、同社の通信と情報システムを融合するソリューション「CommuniMax」の新製品として、電話システムとアプリケーションを連携するソフトウェア「テレフォニー連携ベース」を発表した。
日立製作所は5日、HTTPストリーミングサーバシステム「Videonet.tv/HTTP Server」、およびコンテンツ制作支援システム「Videonet.tv/Creator」を発表した。



























