シスコ、朝日放送の次世代放送プラットフォームに「Cisco CRS-1」を提供
今回導入されたのはCisco CRS-1の8スロットモデルで、スロットあたり毎秒40ギガビットに対応し、システム単体で640ギガビットのスイッチング性能を実現したハイエンドルータとなっている。そのほか320Gbpsから92Tbpsまで対応可能なスケーラブルなスイッチング能力、NSF(Non Stop Forwarding)、NSR(Non Stop Routing)、ならびに新サービスの提供に備えたサービス無中断アップグレード機能(ISSU)による高い可用性などの特徴を持つ。
朝日放送株式会社 技師長の香取啓志氏は「Cisco CRS-1は、非圧縮のHDコンテンツの配信に対応可能な大容量のプラットフォームであり、次世代放送局で必要とされるネットワークの拡張性と信頼性を大きく高めると同時に、システムへの投資を保護しながら、データや音声、動画の伝送が可能になり、次世代の統合化されたIP/MPLS ネットワーク インフラが構築できます。今後も増加する帯域需要や、当社が計画しているデジタル化による番組や広告の付加価値サービスにも十分対応できると期待しています。」とのコメントを寄せている。
また朝日放送は今後、次世代の放送局に向けて、Cisco CRS-1を基盤とした先進的なネットワークを活用し、ハイエンドデジタルコンテンツを使ったあらたなビジネスモデルや、映像のリモートによるノンリニア編集などを検討中とのこと。とくに新社屋については「デジタル時代の創造工場」として位置づけ、より魅力的なコンテンツを創造、発信する、先進的な仕組み作りに積極的に取り組んでいくとした。
なおABCとシスコでは、次世代放送インフラを活用した、4Kデジタルコンテンツの非圧縮によるリアルタイムサービスのデモンストレーションを、「IMC TOKYO 2008」(6月11日〜13日@幕張メッセ)で公開する予定。
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