ソフトバンク、アリババドットコム日本法人を十数億で合弁会社化——B向け調達サイト本格展開
5月30日に予定されている増資が実施されるとアリババ株式会社の資本金は約10億円、資本準備金10億円となる予定(現在の資本金は1,000万円ほど)。出資比率はソフトバンクが65%、アリババグループが35%として、同社はソフトバンクの連結対象となる。代表取締役にはソフトバンク側から香山誠氏が就任する予定で、現アリババ株式会社の代表取締役社長のソン・ジョン氏は取締役COOに就任することとなっている。また、孫正義氏も同社の取締役に名を連ねる予定だ。
中国の最大手インターネット企業のひとつであるアリババグループの傘下であるアリババドットコムは、世界中の企業バイヤーとサプライヤーの取引を行うECサイトを運営している。登録ユーザーは全世界でで3,000万、240あまりの国と地域で利用されているサイト(alibaba.com)を運営している。日本には100%出資子会社であるアリババ株式会社がalibaba.co.jpという日本語バージョンのサイトを運営している。
企業の調達や購買を前提としたECサイトは、日本企業のビジネス慣習などから定着しにくい面はあるが、特定業界内のマッチングサイトや事業組合の延長ともいえるネットワークやサイトはいくつか出現している。今回の合意で、日本市場にあわせた段階的なサイトリニューアルを行っていくとのことだ。詳細な事業計画や日本市場での売上目標、ユーザー獲得目標などは未定、もしくは公開していないが、日本でも企業バイヤー、サプライヤーの国際的なEC調達を本格化させたい考えだ。
なお、ソフトバンクグループにはヤフーという検索エンジンとポータル機能のサイトをもっているが、こちらは個人ユーザーがメインターゲットであるので、ヤフーIDとの連携などは考えていないそうだ。
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