NEC、サッカー選手権「EURO2008」に向け、スイスの放送事業者に携帯端末用デジタルTV送信機を提供
DVB-Hは、日本のワンセグなどと並ぶ携帯端末向けデジタルTV放送の標準規格の1つ。ヨーロッパ、アメリカの一部などがこの方式を採用中だ。スイスコムは、同国内において携帯端末向けデジタルTV放送網を提供するためのDVB-Hライセンスを保有しており、携帯端末向けデジタルTV放送サービスを提供することができるため、本年6月に開催予定のサッカー選手権「EURO2008」に向けて、サービス開始を予定している。
まずはチューリッヒ、ベルン、ジュネーブ、バーゼルの4都市で本サービスを提供するもので、NECは第一フェーズとして19台の送信機を上記都市に納入する。NECの納入する送信機「DTL-10」は、Adaptive Digital Correctorと呼ばれる歪(ひずみ)補償器を搭載しており、電力増幅器の歪を自動的に検出、修正する動作を運用中常に行うことができる。また、本送信機は30ワット〜1500ワットの送信が可能な上に、コンパクトで空冷のためメンテナンス性に優れているとのこと。
なお今回のスイスコムとの契約は、NECのDVB-H方式デジタルTV放送用送信機の受注としては、フィンランドの放送事業者であるDigitaに続いて、ヨーロッパにおいて2件目となる。
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