富士通、組み込みソフトウェア「Inspirium」の新製品発売&既存ソフトウェアの強化
Inspirium 辞書検索ライブラリ V1.0は、組込み機器で広辞苑クラスの大規模電子辞書の全文検索を実現する電子辞書ソフト。同社が開発した圧縮検索技術を採用することで、コンテンツのファイルサイズを従来のEPWING形式と比較して最大約半分のサイズにまで圧縮できる。また、前方一致・後方一致などの見出し検索に加えて、解説文の中を検索する全文検索もサポートする。
Inspirium HomeNetwork ライブラリ for ネットTVは、デジタルテレビ情報化研究会が策定した「ネット家電操作機能」を実装したネットTV端末やネット家電機器を簡単に開発できるソフトウェア。ネットTV端末やネット家電機器を利用することで、テレビから給湯設備やエアコンなどの生活家電の設定や走査が行えるほか、テレビを視聴しながら「お風呂の栓が閉まってない」、「設定温度が低すぎる」といった異常発生を検知できる。
Inspirium UIマネージャー V2.0は、組込み機器のUI実行基盤ソフトウェア。UI定義データとプログラムロジックを分離したソフトウェア構成を取ることにより、UIをデザインするデザイナーとプログラムロジックを作るプログラマーの並行開発を可能とする。エイチアイの3Dレンダリングエンジン「MascotCapsule」を使用することで、立体的なリスト形式を実現し、プログラムロジックを変更することなく既存の2D-UIを3D-UIに切り替えられる。また、文字サイズに合わせて最適な画面レイアウトに自動変更する機能も用意されている。
Inspirium UIライブラリ V2.0は、家電製品、産業機器、事務機器などの表示パネル向けのGUIを実現するための小型高速なライブラリで、オープンソースのGUI開発ツール「WideStudio/MWT」のランタイムライブラリを高品質化したもの。Eclipse NABプロジェクトのプラグインにより、Eclipse統合開発環境を利用した直感的なGUI開発が行える。
同社では、Inspirium全体で今後3年間で60億円の販売を目標としている。
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