eラーニングはモチベーション維持で効果大幅アップ〜gooリサーチ結果
有効回答者数17,996名のうち、勤務先企業の教育・研修の内容や計画を知っていると回答した9,556名につい
て、2007年8月8日〜14日の期間に、公開型インターネット調査によりeラーニングの導入状況を調査したもの。
調査結果によると、企業におけるeラーニング導入率は29.0%となった。導入意向としては「1年以内の導入を検討している」が2.7%、「1年より先であるが導入を検討している」が13.3%となった。企業規模別で見ると、1,000人以上の大企業ではすでに普及が進んでいるため、導入率は50%を超えており、「1年以内の導入を検討している」は2%程度しかなかったが、一方で、従業員数10人未満の中小企業では「導入している」が3.7%ながら「1年以内の導入を検討している」も1.7%あり、今後の増加が期待できる。
一人当たりのeラーニング費用について推計すると、平均は5,000円。企業規模別にみると、大企業ほど高い傾向にあり、5,000人以上の企業では平均より6割高い一人当り8,000円となった。
eラーニングの実施方法(複数回答)をみると、「会社内(イントラネット等)で提供されている自社開発のeラーニングサービス(パッケージを利用していない)」(46.9%)がもっとも多い。次に多いのが「会社内(イントラネット等)で提供されている自社でコンテンツを作成したeラーニングサービス(パッケージを利用)」(32.1%)である。外部のeラーニングサービス(専門学校+一般向け)を直接利用している割合は30.8%である。
eラーニングのメリットについては、「受講者のペースに合わせた学習ができる」(55.2%)の指摘がもっとも多く、次が「どこでも学習することができる」(42.6%)だった。デメリットとしては「一人でパソコン等に向かうため緊張感が保てない」で43.4%あった。eラーニングではモチベーションの維持をいかに行うかが課題と考えられわけだが、モチベーション維持策をとった場合、効果があったと回答した企業の割合は62.0%と、とらなかった場合(37.4%)に比べ、24.6ポイントも高くなっていた。
モチベーション維持策の種類とeラーニングの効果との関連をみると、「講師やメンター・チューターなどとのコミュニケーション(例 定期的なアドバイスやはげまし等)」の効果がもっとも高いと思われる。次に高いのが「報酬(モノ・お金・名誉)」、「報酬」+「資格取得との連動」となった。eラーニングを効果的に実施するためには、「人的な要素」と「直接的な褒賞」が重要であることを意味していると調査は結論づけている。
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